警備員に正月休みなんて関係ありません。商業施設でないヒマそうな現場でも、施設警備員はその建物に常駐して仕事をしているのです。そんなお正月の期間に出勤している警備員さんは、食事の時間にお正月らしい食事をしているのかどうか気になりませんか。この3日間で同僚の警備員さんがどんな食事をとっているのか、観察してみました。
正月の期間は仕出し弁当は休み
施設警備員にはお正月なんてものは関係ありません。
現場によっては初売りなどで、この期間だけ物凄く忙しくなる所もあるでしょうが、それ以外の現場では人の往来も減り、比較的落ち着いた期間になるのかもしれません。
過去に配属していた大型商業施設では、この期間は地獄のような忙しさでした。
館内に来店したお客様は、普段の10倍か100倍かと思うほどです。
そんな施設警備員のお正月ですが、待機時間の食事は意外と大変なのです。
この期間は仕出し弁当の会社が、長期間お休みに入るので、毎回仕出し弁当を頼んでいた人は自分で用意する必要になります。
自分で食事を用意する必要があるのですが、お正月の様に特別な日ともなると、せめて食事の時はお正月の雰囲気を感じたい、という隊員さんも出てきたりします。
個人的には、時間と余裕さえあれば、また一緒に勤務した隊員さんが乗り気であれば、特別な食事を一緒に取りたいとも思う方です。
基本的にいつもと同じ人が殆ど
今の現場でお正月に出勤していた隊員さんの食事が、どんなものをチョイスしているのか気になったので、聞いてみました。
お正月の食事らしいものは色々ありますが、おせちやお餅を使用した食事を用意したり、いつも購入しているお店で、いつもよりも豪華な弁当を用意するなど、色々あるかと思いますが、周りの隊員さんは
いつもと変わらない食事
でした。まあ、いつもと変わらない食事なのは私も同じで、警備員さんの多くは正月でもいつも通りの弁当だという結果でした。
一人暮らしの人や、自宅で正月らしい食事を食べている人は、仕事場でもいつもと違うメニューにする必要はないという事なのかもしれませんね。
しかし、過去の現場ではヒマな現場で、お正月の時など人の往来が極端に少なくなる様な時は、いつもとは違う食事をする事がありました。
調理場があれば料理をつくる
警備室内で調理で火を使っても良い現場も中にはあります。
過去の現場では警備室内で調理が出来たので、待機時間が長くまた業務もヒマになる様な現場では、お正月の時に鍋を作ったりもしました。
その日の警備員さんのメンバーにもよりますが、お金を出し合っていつもとは違う食事をするのです。
お正月なのにわざわざ仕事に出ているので、せめて食事だけはいつもと違うものにしよう、という意見に賛同できる人が揃った時にしかできませんがね。
日にちとメンバーなどの様々な条件が揃った時に、特別な食事を作りました。
これらの条件がすべてそろわないと、警備員が同僚と食事をとる、なんて事は出来ません。
多くの場合、警備室内に調理場があったり、室内で火を使っても良い、なんて事は中々ありません。
黙って勝手にやる事も出来るかもしれませんが、万が一、クライアントに知れた時のデメリットの方が大きいので、許可なく実施する事は絶対にやめましょう。
多くの警備員さんが、正月でもいつもと変わらないコンビニ弁当などを利用しています。
現場によっては、正月らしい食事を用意する事も出来ますが、そんな事が出来るのは恵まれた環境の職場だけなのです。
お正月でも仕事をしている警備員さん、せめてお正月の期間だけでも自分一人でいつもとは違うメニューで食事を用意して、自分にご褒美をしてみてはいかがでしょうか。