この時期は夕方から夜にかけて虫がたくさん発生します。先日も夕方になり警備室の明かりに虫が寄ってきて、受付で窓を開けた途端ドッと入ってきました。害の無い小さな虫なら良いのですが、この時期はカメムシが発生していてこれが警備室内に入ると一大事です。今まで解決できていないのですが、どうしたら良いのでしょうか。
虫が発生した時の警備室周り
この現場の警備室は受付が窓を介して外になります。
受付時に窓を開けると外気が入るので、虫だけでなく空調の問題もあるのです。
空調の話はまたの機会にして、今回は虫のお話です。
これからの時期は虫が大量に発生する時期になります。
警備室の受付場が建物の中にあるのならそれほど問題にはなりませんが、この警備室の受付場が外になるので厄介です。
夕方から軒下にある街灯が点灯するので、周りに唯一ある明かりにもなる為虫のたまり場となるのです。
とりあえず網戸にして無視の侵入を防いでいますが、来客の対応時には網戸を開けなければなりません。
その瞬間、大小様々な虫がワッと入ってきます。
小さな虫ならまだ良いのですが、これが蚊やカメムシなどの人に不快感を与える虫だと非常に困ります。
カメムシが一番厄介である
今はまだそれほど蚊の発生はみられませんが、この時期で一番厄介なのがカメムシです。
地方によっては色々な呼び名があるようですが、学術的な呼び名としてはカメムシと呼ばれる、独特なクサイにおいを出す昆虫です。
その年や地域によって大量に発生する時があり、この地域でも数年前には大量発生しました。
その時は警備室にある殺虫剤が何本消費されたか分からない程です。
今年はまだその年ほどの大量発生はしていませんが、毎夜天気の良い日は窓に10匹近くは張り付いています。
軒下の外灯にもワンワン飛び回っているので、ふいに窓を開けると侵入されます。
刺激を与えると独特の嫌なにおいを発するので、万が一警備室内に侵入されて匂いを出されると室内は大変な事になります。
殺虫剤を噴霧すると怒って臭いを出すので、迂闊に室内で殺虫剤で退治も出来ないのです。
うちわやホウキなどを用いてそっと載せて、静かに外へ出すのが一番の解決策です。
この作業をしている時の敗北感と言ったら・・
何か対策は無いかと隊員さんたちと日夜協議しています。
24時間明かりがついているのでキリがない
施設警備の出入管理は現場によっては夜中は受付をしていない所もあるでしょう。
しかしこの現場は24時間受付をしているので、警備室内に警備員がずっと常駐しています。
その為、警備室の灯りは消える事無く朝まで付きっぱなしです。
まあ、虫たちに取ったら良い集合場所になりますね。
なので真夜中に虫が大量に集まってきますし、網戸や軒下の外灯に集まってきた虫に殺虫剤を撒いても、しばらく時間が経つとまたどこからともなくやってきた虫でいっぱいになります。
それでも一時的に気が済む、という事で隊員さんたちは毎晩夜中に外へ向かって殺虫剤を噴霧します。
おかげで朝方には受付場の周りは、大量の虫の死骸が山積みです。
この現場になってから、以前の建物内にある受付場を何度羨ましいと思った事か・・。
今夜も夜中に常駐するポストの警備員さんが、外に向かって殺虫剤を撒く仕事が待っています。