警備員になる為の新任教育期間中に来なくなる人はどこの警備会社を見ても珍しい事ではない

警備員になる為に3日程度新任教育というものがあります。これを受けないと現場に出て警備員としての仕事をする事が出来ません。仕事をする為にこの講習を受けないといけないのですが、中にはこの期間中に講習を受ける事が嫌になったのか途中で来なくなってしまう人が居るのです。

スポンサーリンク

警備員として働く前の講習期間

警備員として働く時、今だと約3日間の新任教育というものを受ける事になっています。

以前はもう少し期間が長かったのですが、2020の東京オリンピックを前に警備員を増員したい目的なのか、警備業法が改正されて教育期間が多少短くなりました。

 

それでも、3日近くも講習を受ける期間があるので、決して短いと感じない人もいるかと思います。

採用されたのに直ぐに現場へ出て働けるわけではないので、がっかりする人もいるのでしょうね。

 

この3日間の教育期間は主に、警備員として働くにあたって警備業法について学んだり、警備員が一般の人への対応についてなど学びます。

どこの新任教育でも必ずといっていいほど

 

「警備員は特別な権限が無いから相手に命令口調で話してはいけない」

 

これは一般の人からすると、警備員は警察官と同じ様な仕事をしている、と勘違いしている人も多く、警備員になろうと極幾を受けている人も、同じ様に権限があると思っている人が居る為、教育期間中にその誤解を解いているのです。

 

座学を受けるのが嫌になり逃げだす

今まで警備会社を移籍して、その都度新任教育を受けてきました。

そのある警備会社の新任教育を受けた時、私を含め4人の受講者が居ました。

 

全員同じ日に初日を迎え、当時は合計4日間の教育期間です。

初日は全員終える事が出来ましたが、3日目から一人来なくなりました。

 

その時の欠席理由は体調不良と聞いた気がしますが、今思うとあれは途中でリタイアしたのだと思います。

あれ以降、彼がどこかの現場に配属したという話も聞いていないので、退職していると思います。

 

新任教育中にリタイアするという事は、その警備会社で警備員としての仕事をする事は出来ません。

警備員として働くには、この新任教育を受けないと働けないので、リタイアしたという事はそのまま退職するしか道は無いからです。

 

この様に、新任教育期間中にリタイアするという人は特に珍しい事ではありません。

今の警備会社でも、それ以降新任教育期間中にリタイアしたという人は何人も居るので、あの期間に座学を学ぶのが嫌になった人が多いのだと思います。

 

確かに、警備員として働きたいと思って採用されても、3日間給料は出るものの警備員らしい仕事が出来るわけではありません。

まさかこの年になって机に向かって勉強の様な事をさせられるのか、という状況が嫌になってしまう人が多いのかもしれませんね

座学がある事をもっと認知させるべき

警備員として仕事をする前に、座学を3日間受けなければならない、という事を直前まで知らずにいる人は多いと思います。

採用されタラ翌日から現場で働ける、なんて思っていたら座学が3日もあると知ったらやる気がそがれる、というのも分からない話しではありません。

 

警備員になろうと事前にいろいろと調べて、新任教育というものがあるのを知っていた人もいるでしょう。

しかし、その期間中にリタイアしてしまう様な人は、恐らくそういった内容を事前に知らずに受ける事となり嫌になって辞めてしまうのではと思っています。

警備員の仕事をするには

 

新任教育というものがあり3日間の座学を受けなければならない

 

という事をもっと認知しなければならないのかもしれません。

いきなり現場に入って仕事ができると思っている人は多いと思います。

 

現場で先輩に教えられながら研修をする、という認識でいる人は多いと思います。

一般的な仕事はこのスタイルだと思うので、警備業も同じだろうと思うのは自然な事だと思います。

 

採用を知らせるタイミングや求人を出す項目に、現場へ入る前に3日間の座学による研修が必須、と知ったうえで新任教育へ臨めば、今よりは途中でリタイアする人も減るのでは、と思いませんか。

しかし

 

その事を伝えた時点で「ああ、じゃあ辞退します」

なんて言われるかもしれませんがね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク