巡回時に装備品を忘れて警備室に戻ってくる事が多い警備員。これはやる気の無い表れなのか、それとも注意力が無い為か。この現場に2人程忘れ物が多い警備員がいますがどちらも似たようなミスが多いです。この2人、見た目にはやる気の問題か注意力の問題かは不明なのです。
巡回に必要な物を持って行かずに出ていく
巡回時に必要な装備品というのがどこの現場でもあります。
そしてそれは現場ごとに全く違います。
初日の警備員さんならともかく、研修も終えた独り立ちした警備員さんなら、必要な装備品も覚えて相勤者に聞くまでもなく自分で用意出来ます。
実際、今回問題になっている警備員2人も他の隊員さんに聞くまでもなく自分で用意出来ます。
しかし自分が巡回へ行く時間が来て、おおよその準備が出来ていざ出発したと思ったら、すぐに警備室へ戻ってくるのです。
何事かと思いきや
「〇〇を忘れました、へへ」
といった具合に装備品を取りに戻って来たのです。
ふだん相勤者は巡回者が装備品を身につけるのを忘れていないかをチェックはしません。
巡回キーに関しては貸し出し簿があるので、声を掛ける事はありますが、それ以外の装備品はいちいち確認はしないのです。
一度なら他の隊員さんもやらかす事もあるかもしれませんが、彼らは分かっているだけでも3回以上はあります、年間での話です。
これはちょっと多すぎですかね。
子供が学校へ行く時に「ハンカチは持ったか?」と聞く様に確認が必要なのかと毎回呆れてしまいます。
やる気がないのかそれとも注意力が無いのか
彼らを見ていて毎回疑問に思うのは
やる気がないのではないか・・
という事です。
一生懸命にやっている人に対して、この言葉は余りにも酷過ぎるので言葉にした事はありません。
実際、彼らも一生懸命やっていると思うのでとても言える言葉ではありませんね。
しかしこれから仕事をしに行くという人が、これから必要である物を毎回忘れていくのを見ていると「もしかして・・」と思わざるを得ない時もあるのです。
一生懸命やっているのに忘れる、ということは注意力が無いという事になりますかね。
これはもう致命的で、今後改善の余地がないかもしれないという事になります。
注意力に関しては性格による所が多いので、本人が直そうとしてもなかなか治るものではありません。
やる気がないならとっくに辞めている。
辞めていないのは、やる気の問題ではなく注意力の問題である。
そう考えると絶望しかない、と悲しくなります。
今後も忘れ物をして警備室に帰ってくる光景が続くのかと・・
相勤者にも迷惑を掛けている事の自覚がない
警備室へ忘れ物をして戻ってくるのは、どうせ自分が苦労するだけだからとお思いでしょうが実際はそれだけではないのです。
巡回へ出る時に忘れ物をして警備室へ戻ってくる時間は、その隊員の巡回時間を少しではありますが、潰す事になるのです。
この潰された時間が巡回時間全体へ影響する時があり、次の仕事へ引き継ぐ相勤者の時間に影響が出るのです。
この2人は巡回時間の時の仕事もテキパキこなす事が出来ず、他の人よりも時間がかかります。
その為、出遅れた時間は全体の仕事に無駄に消費されるのです。
正しい時間に出発し、警備室へ出戻る事なく仕事をこなし定刻に戻ってくる他の隊員さんより全てにおいて遅れを取っています。
人の仕事のペースは人によって違うので、それを「遅い、もっと早く戻って来い」とは言えないので何とももどかしいですね。
何となく次の隊員さんに影響が出ない様に戻るよう、遠回しに注意はしていますが・・。