警備員が把握していない扉の修理に来た業者

先日、出入管理をしている時にここの建物の扉の鍵屋さんが見えました。鍵屋さんが見えたという事は、どこかの扉に不具合があった・・という事です。受付時に「どこかの扉の不具合ですか」と尋ねたところ、どうやら扉の鍵を付け替えるようです。警備員としてはどこか扉の鍵を変更する、という話は一切聞いていません。

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扉の鍵のタイプを交換する

ここの現場の建物の扉の鍵のタイプはたくさんあります。

一般的なシリンダーに鍵を差して開けるタイプはもちろんの事、カードキーの磁気を読ませて開けるモノ、非接触型のカードキーや、暗証番号の付いた扉など様々です。

商業施設に居た頃よりも仕事は楽ですが、鍵のタイプは明らかに多いです。

業務としてすぐに覚えることは出来ますが、色々な種類の鍵を経験出来てとても新鮮ですね。

そんな現場での鍵ですが、先日鍵の業者の方が見えて、ある扉の鍵の種類を交換しにみえました。

例えば、シリンダータイプから暗証番号型の電子キーにする・・といった具合に変更するようです。

詳細は詳しく聞けませんでしたが、ここの現場ではこういった内容を警備員にまで教えてくれる事が無い時があります。

クライアントが忘れているのか、警備員の管理するエリアでは無いから教える必要が無い、という事なのか良く分かりません。

まあ、警備員には関係のないエリアだから教えない・・という事だと思います。

我々としては、そういうエリアでも入館して作業するのであれば教えて欲しいんですけどね・・。

警備員にはそんな話は来ていない

クライアントの警備担当の方が、結構業務連絡を忘れてしまう様な人なので

「もしかして、また連絡忘れているのでは?」

とも思いましたが、鍵の業者の方にチラッと聞いた限りでは、警備員の巡回エリアからは離れている場所であったので、初めから教える気は無いのだろうという事に落ち着きました。

こちらも関係のない場所であれば責任もないので、鍵の変更に対応する事も無いですし、入る事も有りません。

 

しかし、先ほども言ったように関係のないエリアであっても、そこの施設を管理している警備員には連絡はして欲しいですよね。

何か緊急の要件があった時に扉の仕組みが変わっていて、例えば暗証番号も知らない・・なんてなったら警備員も困りますし、従業員の方も困る事でしょう。

連絡漏れの可能性

更に、作業をする事の書類をクライアント側の警備担当が警備員に渡すのを忘れていたかもしれない、という場合もあり得るのです。

今回は渡し忘れではない、という事は分かりましたが、今の警備担当の方は過去にもこういった伝達ミスを良くされているので、初めは今回も連絡漏れではないか・・という疑いがありました。

本当なら警備担当の方を信じなければいけないんですけどね。

余りにも前の担当の方と比較しても頼りない面が見えてしまうので、疑いたくもなってしまうのです。

 

そして、その鍵の変更作業ですが、私の出入管理時間以外の時に作業を終えて帰ってしまいました。

ピンポイントでどこの場所、とまでは分からないので結局厳密にはどこの扉の鍵を替えたのか分かりません。

クライアントに確認すれば分かると思うのですが、警備員に関係のない場所の事を聞いてもあまり良い反応をされないんですよね。

なので、恐らくこの扉の鍵の変更については、警備員は誰も知らないままになりそうです。

警備員でも知らない扉があり、鍵もいつの間にか変わっている・・という事があり得る現場なのです。

 

 

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