警備員として鍵の扱い方はほとんどの警備会社で同じだと思います。鍵を借りる者がキーボックスから持ち出してはいけない、さらに鍵の貸し出し台帳に記載して借りる事、となっているはずです。ウチの現場でも同様のルールになっていますが、年配のダメ警備員はそれが守れていません。
この現場は以前、巡回時に巡回者が自分でキーボックスから鍵を借りていました。
今思うとよく今までカギを落とさなかったな、と安堵しています。
数年前に営業所の偉い人が来て、すぐに仕組みを変えるように指導されて今では他所の警備会社などと同じスタイルになっています。
しかし、数年たった今でもそれに対応できない警備員がいます。
そう、年配の警備員さんです。
新しく入ってきた年配の警備員さんは初めから教えられれば戸惑うこともないのですが、10年近く行ってきたスタイルを変えさせられる事に抵抗があるのと、新しいやり方に馴染めない様でつい自分で鍵を借りようとしたり返してしまいます。
年を取るとそういうものなのか、と私も理解してそれほど注意する事はしていませんが、ちゃんと変化に対応出来ている方も見えるので個人差があるのは確かです。
なかでも年配隊員の一番若い60前半の隊員は若いほうにもかかわらず一番ひどいです。
ややひねくれた性格でもあるので、もしかしたらワザとやっているのか・・と思うことしばしば・・。
まあ、考えたらキリがないので個人差のある年のせいだと思っておきます。
通常、カギの貸し出し時には鍵台帳に記入して相勤者が鍵を渡す‥と言う形になっています。
これは鍵の管理を一人の責任にまかせず、お互いに確認しあって管理するためです。
もし勝手にキーボックスから持ち出したら、万が一紛失した時にいつなくしたのか複数本持ち出したのなら何本借りたのか・・など管理が不十分になってしまいます。
クライアントから預かったカギを管理するなら紛失などあってはなりません。
それを防ぐためにも鍵は必ず、二人以上で貸し出しをするようにしなければなりませんね。
そういった重要性が理解できていない限り、この現場の年配警備員のような行動は改まることはないでしょう。
鍵を紛失したら多大な賠償金と、仕事は解雇になると思って間違いありませんよ。問題を起こしてからでは遅いですからね・・。