大手の警備会社の各営業所の内勤の実情は分かりませんが、それ以外の警備会社の営業所の内勤は自分の所属する会社を見ていて、営業所で管制の様な仕事をしているだけでなく、現場に出る仕事もある事を知り、事務仕事だけでは済まないんだと大変さを知りました。
大手とそれ以下の警備会社
警備会社は1万社近くあるのですが、警備業界全体の売り上げで見ると大手の2社がその大半を占めています。
セコムとアルソックです。
この2社が警備業界の大部分でもあり、警備業界で50万人近くいると言われている警備員さんのごく一部がこの2社で働いてます。
この2社以外の警備会社もどこかで聞いた事のある名前であり、それらの警備会社もランキングに名前を連ねていますね。
それ以外の警備会社は、全国に散らばっており、その地域にしかない警備会社だったりと、聞いた事も無い名前の会社もたくさんあるのです。
会社の規模が小さくなればなるほど業績も小さく、使用できる経費が少ないのも当然です。
そんな小さな警備会社ともなるとお金も無ければ人材も不足しており、現場に人が足りないのはもちろんの事、営業所でさえも人手が足りないのです。
小さい警備会社は人手が足りない
小さな警備会社ともなると、お金や人が足りない状況となり、現場で働く警備員さんに欠員が出るのは当然ですが、営業所の人員も足りない場合があります。
今勤めている警備会社もその例にもれず、営業所の人員が足りない為に、現場で突発的な欠員が出た時に、営業所の人が現場で仕事をする事もあります。
これは全ての警備会社がそうとは限りませんが、今勤めている警備会社はもう何年もこの状態が続いています。
営業所の勤務ではないので詳しくは分かりませんが、用事があって営業所へ電話をした時、現場で人が足りないという事で営業所に居ない事が度々ありました。
営業所の人が全員で払っているわけではなく、現場経験のある事務の方が毎回駆り出されている状態です。
現場上がりの内勤者という人も少なくないのですが、現場経験があるばかりに各現場でどうしても人手が足りない時に応援に入っている様なのです。
規模の小さな警備会社となると、人が足りないので営業所で管制の仕事をしている人でさえ、事務の仕事をしつつ現場の応援もあるという状況を見て
決して営業所の内勤の仕事は嫌だな、と思いました。
現場で働くのが一番
本来なら、営業所で事務の仕事につくのならその事務の仕事のみに集中したいものです。
現場で人が足りないからと、応援で現場に入りそれが終わったら営業所に戻り事務仕事もする・・・
これは相当大変だと思います。
事務仕事を残しつつ現場の仕事をして、営業所に戻ってから本来の事務仕事をする。
こんなことを続けていたら残業時間も相当行きそうですね。
しかも、現場で仕事をした分は営業所の仕事以外の賃金として計算されているのでしょうか。
いくら勤務時間内とはいえ、事務仕事を後回しにして現場で仕事をしているので、何かしらの手当てでも貰わないとやってられないと思います。
大手の警備会社ならこのような状況にはならないのかもしれませんが、大手の警備会社へ行くつもりはありませんし、現状は規模の小さな警備会社に所属しているので、これなら現場で働いていた方がいいな、と感じました。
この様に内勤が過酷なので内勤者の離職率は高めですが、現場から内勤へ行くチャンスもありますが、とても喜んで行く気にはなりませんよね。
会社を変えるかこのまま現場で働き続けるか、の選択しかないのです。


