施設警備の当たり現場を探すために商業施設や病院などの物件を避けて当たりを引くのは可能なのか

施設警備の仕事を探す時、当たり現場とハズレ現場があります。これは簡単にいうとラクな仕事を探す、という事です。経験者は分かると思いますが、施設警備の仕事はキツイ現場とラクな現場があり、人によっては「ラクな仕事がしたい」と思う人もいるでしょう。そんなラクな仕事を探し当てる事は可能なのでしょうか。

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施設の当たり現場とハズレ現場

施設警備に限らず警備員の働く現場には、当たり現場とハズレ現場があります。

これは何があたりで何がハズレなのかという定義が人それぞれ違うので、ここでは

「当たり現場とは仕事がラクな現場、ハズレ現場は仕事がキツイ現場」

とします。

 

施設警備員として配属される現場は、その施設によって仕事量が全く異なります。

ずっと立ちっ放しか歩きっ放しで、時には時間に追われて休む間もなく、職場環境も建物内の仕事だというのに、警備員の勤務する周りは空調が全くと言っていいほど効いていない劣悪な環境な現場もあれば

 

1日中、椅子に座りっ放しで昼間の時間帯でも居眠りしそうなほど来客が無く、巡回も1時間程度で終わりそれほど汗を掻く事も無く、また警備員の周りでも空調がバッチリ効いて快適な空間で仕事が出来る現場もあります。

 

かつて、どちらの現場も経験していますが、同じ様な給料を貰っているのにこうも仕事量に違いがあって良いのか、と思うほどキツイ現場とラクな現場は違うのです。

その違いを「当たり現場」「ハズレ現場」と呼んでいるのです。

 

まあ、仕事なんて何が当たりで何がハズレかは人によって受け取り方は違いますが、ここではこの仕事のキツさとラクさを比較した言葉として使っています。

 

施設警備員の中には、そんなラクな現場で働きたい、と思っている人も少なくなく、違う警備会社へ転職する時いかにして楽な現場、いわゆる当たり現場で働けるかを探している人もいるのです。

ハズレ現場を特定し避けるのは可能

求人などで施設警備の当たり現場を探す時、まずはハズレ現場がどんな現場なのか分かっていないといけません。

ハズレ現場とは、仕事がキツ現場という事ですが、経験者ならお分かりだと思います。

 

代表的な現場は、大型商業施設や病院などがそれにあたります

ただし、それはあくまで代表的な施設であり、必ずしも全ての大型商業施設や病院の施設警備業務がキツいとも限りません

 

色々な情報や経験をもとに、周りがそう言っているだけなのでもしかしたら、ショッピングモールや病院の警備業務でもラクな所はあるかもしれないのでご注意を。

 

そんなキツイと言われている現場を避けて求人を見れば、ハズレを引く確率はグッと減るでしょう。

しかし、このハズレ現場と言われる大型商業施設と病院の勤務ですが、経験者として一言擁護させていただくと、警備員の資格を狙っている人は、避ける事無くすすんで選んだ方が良いと思います。

 

これらの現場は、警備員の資格を取得する為のあらゆる業務を、別の時間を作って勉強する必要が無く働きながらにして学ぶ事が出来る職場です。

ハズレ現場では、警備員の試験を受けようとすると経験した事の無い業務があったりし、試験勉強しても内容が理解できない場合もある可能性がでてきます。

 

しかし、働きながら学んで入れば「なぜそうなのか?」という疑問も仕事の流れで理解しやすく、試験に臨む時に配属していた現場の違いで合格率にも差が出ると思います。

試験を受ける気が無く、とにかくラクがしたいんだ、というのであればこれらの現場を避けた物件を当たれば、ラクな現場で働けると思います。

当たり現場の定義は分かるが・・

キツイ現場も分かり、それを避けた物件を選べば「ラクな当たり現場」で働けると思っても実はそう簡単な事ではありません。

当たり現場というラクな現場は、求人を見てキツイ現場以外の施設だと分かっても、業務量までは記載されていないので、本当に楽なのかという事は分かりません。

 

拘束される時間はどこの現場でも似た様なものですが、立哨や巡回などの所要時間などは施設によって違います。

また、出入管理で人の往来が多いのか少ないのか、という点も求人には載っていないので、忙しのかそうで無いかを知るすべがありません。

 

要するに、当たりの現場をピンポイントで探し当てる、というのは実はなかなか難しい事なのだという事が分かります。

キツイ現場を避ける、という事までは出来ても「当たり現場」を引き当てるというのは、その現場で働いてみて初めて分かる事なのです。

 

施設警備の経験者でも「何となくラクそうだ」という推測までしかできず、本人の理想通りの現場へ行けないのが現状です。

これから施設警備員の仕事をしようと探している人は、自分がどんな警備員になりたいのか、をよく考えて現場を探すのをお勧めします。

 

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