今の現場では時間通りに食事がとれます。警備員は何か事案が発生したら全員で対応する場合があり、それは食事中の警備員も同じです。時間通りに食事をとれない現場も普通にあり、そう考えると同じ警備員としてとても恵まれていると思います。
昼食がいつも昼時とは限らない
以前商業施設で勤務していた時は、事案が発生すると全員で対応に入る為、休憩中の警備員も呼ばれていました。
中には食事中の警備員もおり、その時は食事をそのまま置いて応援に入っていたものです。
事案はいつやってくるか分からないので、食事中の時もあれば食事に入る寸前、という時もありそんな時は定刻通りに食事がとれなくなり、そのまま休憩時間も終わり・・なんて時もありました。
そんな時は少しの時間だけぬけて、ささっと摘まんで残りは晩御飯の時にまとめて、なんて事もありました。
という事はその日のお昼ご飯は無くなってしまったのと同じです。
あの当時は間食もしていたので、事案が発生してお昼御飯が無くなっても、待機時間に間食すればご飯抜きの状態になってもそれほどダメージはありませんでした。
緊急事案で食事なしになる日もある
緊急事案というものはそう滅多に発生するものではありません。
そしてその事案は現場によっては発生頻度も違います。
以前いた現場では商業施設の現場に比べて、緊急事案の発生頻度の件数が全く違いました。
以前の現場では年に1~2回程度発生する緊急事案が、商業施設では月に1~2回発生していました。
この緊急事案の規模も違い、10名近くで対応しなければならない所を、3名いれば十分対応できてしまう程の違いがあるのです。
大勢で対応しなければならない程の規模と一月当たりの発生頻度のおかげで、食事時に事案が発生しそれが自分の時の場合もあり、いくら間食できるからとはいえちゃんとした食事がとれないのは辛いものがありました。
今の現場では、緊急事案というものはほとんど発生せず食事も定刻通り頂いています。
まあ世の中、時間通りに食事がとれるのは当たり前な事で、食事が抜きになる日がある、というのがおかしいのですがね。
ゆっくり食べるか簡単に済ませるか
緊急時間が発生するのが分かっている現場、もしくはそのせいで食事が中断される可能性がある事があらかじめ分かっている現場では、食事が中断されても大丈夫なものをチョイスする必要があります。
以前にもお話ししましたが、緊急事案が発生して業務に駆り出されるのが分かっている現場でカップラーメンなどは厳禁です。
何もなければ問題ありませんが、もしカップラーメンにお湯を入れて待っている時に呼び出されたりでもしたら、戻ってきた時には・・
これは実際にあったお話です。
伸びきったラーメンでも気にしないという人なら良いですが、麵が汁を全て吸ってしまったカップラーメンは見た目からして美味しそうに見えませんでした。
せめておにぎりかお弁当にしておいた方が良いと思います。
また、絶対とは言えませんが明らかにその時間帯なら事案は発生しない、という時間なら食事も邪魔される事なくゆっくり食べられるので、どんなものを用意しても良いでしょう。
食事は生命活動をするのに重要なものです。ハードな仕事をこなすには食事をしっかりとらないと動けなくなってしまいます。
食べ過ぎはよろしくありませんが、自分の勤務する職場の仕事量に合わせた食事を摂る様にしましょう。