梅雨の時期に入って外で立哨する時に、この現場では虫に刺される事に一番注意しています。なにせ立哨中は歩く事なくその場でジッとしているので、蚊などの昆虫に狙われ放題です。その為、警備室内には虫よけのスプレーが常備されており、立哨前にスプレーしてから業務に入る隊員さんが多いです。
立哨中は動かないので色々と辛い
立哨とはその場で立って付近を警戒する業務です。
この現場では1時間くらいの立哨業務がありますが、その1時間の間、身動きが取れないほどではありませんが、その場で立ったままの状態になります。
多少足を動かすことは出来るので、もっと厳しい所もあるでしょうがそこまで厳しくありません。
そんな立哨でさえも、じっと立っているだけで蚊に襲われます。
ただ、虫だけでなく日差しも意外と厄介なものです。
春先や秋口は外で立哨していても気になりませんが、夏や真冬は暑さと寒さが非常に堪えます。
特に今の時期は段々と気温も上がってきて、立哨している場所がモロに日の当たる場所だと6月であってもヤバいです。
日陰に逃げ込んで立哨できれば良いですが、なかなかそうも行かないので1時間我慢大会をしている感じになります。
このように虫だけの問題でなく日差しも侮れないこの時期です。
虫よけスプレーは万能ではないが必需品
警備室を出る前に虫よけスプレーを吹き付けて行く隊員さんが目立ってきました。
立哨の場所に殺虫剤を携帯していく手もありますが、立哨業務中に殺虫剤を振りまいている無様な姿を見せる訳にも行かないので、せいぜい持って行くなら蚊取り線香でしょうか。
蚊取り線香を入れる携帯用のケースに入れて持って行けば、それほど周りを気にする事もありませんね。
しかし蚊取り線香は周り臭いをまき散らしてしまうので、余りよろしくありません。
やはり虫よけスプレーが一番都合が良いと言えるでしょう。
その虫よけスプレーですが、効き目にやや問題があり、これでもかという程吹き付けて行っても、余り効果が無いという意見も出ています。
個人差もあるかもしれませんが、汗をよく掻く人にはあまり効き目が無い様にも見えます。
長袖の対策をしても顔周りが無防備
警備会社にもよりますが、夏用の制服でも長袖を採用している警備会社もあります。
これが意外と効果があり、夏の暑い日は肌を出すよりは長袖の方が暑さにやられにくいのです。
また、肌を露出しない長袖であれば虫刺されを防ぐ事も出来一石二鳥です。
しかし長袖を着ていても顔周りまでは隠すことが出来ません。
長袖を着ている事で逆に顔の周りを蚊がたかる事になってしまいます。
ここでも立哨を終えた警備員さんが、蚊に首周りを刺された・・と言って戻って来る事も良くあります。
この様に夏の時期は虫刺されに色々な対策を講じますが、中々「これだ」というものに出会えていません。
何か良い案が無いかと今でも模索中です。