施設警備の仕事を探す時にどの様な探し方をしましたか。また施設警備の仕事を探そうとしている人は、警備員としてどの様な仕事をしたいのか想像していますか。施設警備と一言で云っても同じ建物内の仕事でも、現場によって業務内容が大きく異なり、同じ施設警備かと思うほどです。そんな施設警備のどのような仕事をしたいのかをよく考えてから選ばないと大失敗する事になります。
施設警備の仕事とはどんなもの
施設警備員と言ってどの様な仕事をしているか分かり難かったりします。
交通誘導警備員さんなどは、外を歩けばそこら中に居て何となく何をしているのかは想像できます。
歩いている人や車両など、事故を起こさないよう安全に配慮した誘導をしていると何となくでもわかります。
しかし、施設警備員はその建物に行かないと見かける事は出来ず、また建物内でも直ぐに見つけられるわけでもありません。
また、見かけたとしてもただ歩いているだけだったりと、実際に何をしているか分からなかったりします。
ただ「いつも建物内に居るだけだから楽そう・・」
と漠然と想像するしかありません。
施設警備員が何をしているのかというと、建物内の巡回、出入管理業務で受付、出入り口などで立哨、防災センター内でモニター監視、などを始めこれ以外にも沢山の業務があるのです。
そんな施設警備員の仕事がある中で、どんな仕事がしたいか想像して決めるのは間違ってはいません。
仕事は現場によって異なる
施設警備の仕事がどの様な仕事をしているのか知ったうえで、自分がどんな職場で働きたいのか考えるのは良い事です。
何も考えずにただ施設警備員になりたい、と決めて入社すると高確率で挫折する事になります。
施設警備の仕事は現場によってやる事が大きく異なります。
建物の入り口で開店から閉店までずっと立っている仕事があったり、建物内を巡回というただひたすら歩きまわる仕事だったり、配属される現場によっては業務が異なります。
始めに紹介した業務内容は大体同じですが、現場によっては施設警備の数ある業務の中でもその一つしかしていない、という所もあるのです。
そうかと思えば、全ての業務を満遍なく行っている現場もあります。
配属する先によって、施設警備員として多くを学べる現場があるかと思えば、誰でもできる、8時間ただ立っているだけ、なんて所もあるのです。
人によっては、難しい事はしたくないので8時間立っているだけでも十分、という人も居れば、警備員としてあらゆることを学びたい、という人もおりどんな現場で働くかというのは重要な事なのです。
仕事を探す時、どんな仕事をしたいのかどんな業務をしたいのか、という事を念頭に求人を見る様にしなければ後で後悔する事になるでしょう。
思っていた仕事と違っていたら
施設警備員として配属された時、どうしても自分の理想の現場とは違う時もあるでしょう。
警備員として全てを学びたいのに、毎日ヒマな現場で座っているだけ。
ラクな仕事がしたいのに、毎日クタクタになるほど忙しい。
そんな自分の理想とは違う現場の配属をしてしまった人も居る事でしょう。
そんな時は「いつか理想した現場へ行けるだろう」
なんて甘い事を考えているといつまで経っても叶う事はありません。
我慢し続ける事で体を壊してしまうかもしれません。
そんな事になるくらいなら、いつまでも向こうからの変化を待ってないで自分から行動するべきです。
「自分の思っていた職場と違っていました」
こうはっきり伝えて辞めてしまうのも一つの手です。
会社側に気を使って曖昧な事を伝えていたら、会社は都合の良い様に扱われるだけです。
はっきり伝える事で、もしかしたら自分が理想とした現場への異動を提案してくれるかもしれません。
警備会社側も人手不足なのは間違いないので、せっかく入社した人材を失うわけにはいきません。
少しでも希望に沿った現場へ配置して、会社に留まってくれる方が有難いのです。
無理をして自分に合っていない現場で働き続けるよりも、退職してしまうかもしれないくらいなら別の現場へ異動させた方が、会社にとっても本人にとっても良い事だらけです。
施設警備の現場は、色々な現場があり多くの人の希望に合った現場も必ずある事でしょう。
時間はかかるかもしれませんが、自分の理想の現場を探すのも良いかもしれませんね。