施設警備の出入管理業務は、現場によっては建物内の仕事なのに汗が出るような暑さの所もあります。過去にも空調が効いておらず外と変わらない様な現場勤務は今でも嫌な現場のNO1です。夏は暑くて冬は寒いという現場は施設警備でも普通にあるのです。
屋内の勤務のはずなのに劣悪
施設警備員は屋内の仕事が殆どなので、空調の効いた職場で快適に働ける・・・。
なんて求人に掲載されている現場でも、実はそうでは無かったりします。
その現場で全ての業務が劣悪というわけではなく、一部の勤務が劣悪な職場、という場合もあるのです。
過去に勤務した出入管理の受付場がそうでした。
そのエリアは防災センターの前に受付場が設けられていたのですが、その防災センターの前の通路は空調が一切入っておらず、また搬送とラクの荷受け場のすぐ横でもあるので、扉が開けっ放しになっており外気が入り込み殆ど外と変わらない状態でした。
夏でも冬でも外気が入り込むので、夏は暑く冬は寒い、更に梅雨の時期は湿気でジトジトという有様でした。
夏場では出入管理の受付場に置いてある気温計付きの時計は常に「30度」を下回る事はありません。
その為、建物内で仕事をしているのにただ立っているだけなのに汗が出てフラフラしながら仕事をしてたのです。
施設警備員が楽とは限らない
施設警備員は空調の効いた建物内で気持ちよく仕事が出来る、と思っていましたがその現場に就いて話が違うぞと思いました。
たしかに店内巡回をしている時は、お客様の居るエリア内を見回るのでその時は快適ですが、施設警備員はお客様が歩くエリア以外の場所も見回るのです。
これがほぼ外と同じといえる立体駐車場であったり屋外の駐車場、空調の効いていない避難エリア内だったりと、空調の効いている個所は巡回をする多くのエリアのその一部だけです。
極めつけが、空調の効いていない場所での出入管理業務・・・。
あの当時の現場は15年以上経ちますが、今でも苦痛に感じる職場だったと覚えているほどです。
まあ、それでも当時は初めて警備員の仕事をした現場だったので、これが施設警備員の職場としては当たり前なのか、と思わされていました。
その後、別の現場の経験をした時、施設警備の現場でもキツイ所もあればラクな所もあるんだ、と思い知らされたのです。
勤務中ずっと快適な現場もある
施設警備の現場はキツイ所もあればラクな所もあります。
勤務中、どこのエリアでも空調がバッチリ効いていて、警備員もその恩恵に預かれる現場。
出入管理がずっと椅子に座りっ放しだったり、巡回が1日1回30分しかなかったりと業務自体がラクな現場。
これは配属される現場によって施設の規模が違うので、業務のキツさが異なりとても同じ施設警備とは思えないほどの違いがあります。
仕事のキツさが異なるのも大きいですが、今までの経験上、勤務中ずっと空調がバッチリ効いている所で勤務できるというのが一番大きいと思います。
これは冬でも夏でも同じで、快適な空調というのは働く上で仕事のキツさを左右するものです。
施設警備員として働く時、施設の規模が異なっても空調が効いている場所で働けるかどうかが、長く続けられる基準になると言っても過言ではありません。