警備員の仕事というと「お金が稼げる」というイメージがある人も居るかもしれません。しかし実際は「警備は稼げない」と思って良いでしょう。警備員が稼げたのは一昔前の話しで今は3Kのうえに薄給な仕事です。それでも警備員の仕事を求めてやってくる人たちが大勢いるという現実はどの様な理由があるのかお分かりでしょうか。
警備の仕事はもはや稼げない
ひと昔の警備の仕事は稼げていました。
世間の認識も「警備は稼げる」というイメージだったと思いますが、令和の今では
「警備の仕事は稼げない」
というのが現状です。
これは何も警備業界の話しだけではなく、多くの業界で稼げなくなっていると思われます。
これまでは残業や連続した勤務で多くの手取りがあった人が、働き方改革で残業という働き方が厳しくなり、働きたいのに働けないという状態となってしまったのです。
もともと過剰な残業が人の生死にかかわるという事が問題になってできた改革案が、稼ぎたくて残業をしていた人たちから稼ぎを奪った形にもなったのです。
警備以外の企業でも残業があったからそこで働いていたのに・・・
という人も少なくないのではないでしょうか。
まあ、理想は残業が無くてもまともに生活できるだけの給料が貰えれば良いのですが、現実は残業なしで貰える給料だけではとても普通に暮らす事は難しいようです。
稼げないのに人が集まる
そんな稼げない警備員の仕事ですが、稼げないのであれば人の参入も無くなりそうなものです。
実際警備業界は人手不足が長らく続いていますが、それは稼げていた時代から続いているので、働き方改革のせいで人手不足が始まったわけではありません。
そんな稼げないというのに人が集まる理由はそれなりにあり、業界を見て個人的に思うのは
・普通の会社に馴染めず流されてきた
・定年退職した人が手っ取り早く仕事に就ける
これらの理由で警備業界に来る人が多い印象です。
中には次の仕事が見つかるまでの腰かけ程度に入社した人も居ますが、そういった人は早々に仕事を見つけて抜け出しています。
それ以外の先ほど例に挙げた様な人が警備業界に参入してきているのです。
こういった人たちはお金が稼げる稼げないにかかわらず
「この選択しかなかった」
という状態なので賃金が低くても警備業界へ仕事を求めにやってきます。
業界全体の人手不足を解消するほど参入する人が多いという事は有りませんが、定年退職する人は毎年必ず一定数はいますし、社会にどうにも馴染めない人というのも完全にいなくなる事もありません。
こうして警備業界は人手不足ではありますが、業界がつぶれるほど人が入って来ないわけでも無いのです。
いつかは参入する人も減る
今世間ではAI化やドローンなど新しい技術革新が生まれつつあります。
近い将来、あらゆる仕事がロボットに置き換わる、なんていう夢の様な話をする人も居ます。
そんな未来に警備員という仕事もいつかは人がするのではなくロボットが全ておこなってくれる日も来るかもしれません。
実際、限られた現場では人以外の機械が警備員の仕事に置き換わっている所もちらほら出てきています。
全てが変わるのはまだまだ先の話しだと思いますが、もしかしたら今警備員として働いている人は、生きているうちにそんな未来を見る事になるかもしれません。
そこまで行けば人手不足なんて言葉も無くなり、稼げもしないのに無理して警備員の仕事に就く必要もありません。
そんな未来、本当にやって来るのかどうか分かりませんがね。


