施設警備のラクな現場って他の施設の現場と比べてどのくらいの割合で存在しており施設の傾向はあるのか

施設警備員なら誰もが考えた事のある「ラクな現場の仕事」自分から楽な職場を選んで配置に付ければそれに越した事は無いのですが、中々そうはいきません。世の中には楽な現場はいったいどの位あるのか、そしてラクな現場という施設の傾向が分かれば、転職する時の参考になるのでは。

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施設警備のラクな現場とキツイ現場

施設警備の現場は、ラクな現場とキツイ現場の差が激しいと思います。

過去にその両者の現場を経験していますが、ネットなどで

 

「当たり外れの現場がある」

といわれていますが、確かにその通りだと思います。

 

楽な現場で働ければ、キツイ現場で貰える給料とほとんど変わらない金額を稼ぐ事が出来ます。

誰もが「楽して稼ぎたい」と思った事があるでしょうが、警備業界では楽して稼げる現場は実在するのです。

 

そんな施設警備のラクな現場というのは、世の中にある施設警備の現場の中でどのくらい存在するのでしょうか。

施設警備の現場は、建物の数だけ現場が存在します。

 

その国内に何棟あるか分からない数ある物件の中で、ラクな現場というのは恐らく半分も無いのではないかと思います。

施設警備員を経験してきた人の話などを見ていると、明らかに

 

「警備の仕事はキツイ」

 

という情報の方を多く目にしています。

もし、施設警備の仕事がラクな現場の方が多ければ「施設警備の仕事は楽だぞ」という触れ込みの方が多くなるでしょう。

 

しかし、多くはキツイという情報が多いので「楽な現場」は滅多にお目に掛かれないのだと思います。

そんなラクな現場ですが、何を基準にして「ラクな現場」と言っているのでしょう。

 

楽な現場はどんな事がラクなのか

正直「ラクな現場」という基準はありません。

今まで私がここでお話してきたラクな現場、というのも自分がキツイ現場と比較して「ラクだ」といっているだけで、明確な線引きはしていない、というか線引きは出来ないでしょう。

 

ただし、キツイ現場が分かっているのでその現場以外であれば「ラクな現場」の部類に入るのだと思っています。

そんなラクな現場ですが、仕事面で見た時「ラクな現場の仕事はこんな感じ」という紹介をするとすれば

 

・出入管理業をする位置の空調が快適

・出入管理が立哨ではなく座哨

・出入管理で受付に見える人が1日10件も無い

・施設の巡回が全くない、もしくは1時間以下

・管理する施設の規模が小さい

・当直勤務の労働時間が短い

 

など、過去の現場の経験を基に挙げてみましたが、細かく言えばもっと出てきます。

出入管理や巡回など現場によって大きな差があります。

 

先に挙げたよりももっと楽な現場もある事でしょう。

この基準に該当する現場で働いているのであれば「ラクな現場」の部類に入っている、と思っても良いのかもしれませんね。

狙ってラクな現場を選ぶには

この様に基準の無い「ラクな現場」ですが、基準なんてものは個人で異なります。

人によってどの程度の仕事がラクか、というのはその人の体力や今までの仕事の経験などで変わりますからね。

 

そしてそんなラクな現場を選んで職に就こうとした時、一番探しやすいのは、今所属している警備会社の他の物件を知る、という事です。

自分の所属している警備会社なら、どの様な物件があるのか容易に知る事が出来ます。

 

そしてその気があれば、その物件を見に行く事も可能です。

その警備会社に所属していれば、社内の物件を見学に行くのは別におかしい事ではありません。

 

他社の物件を探して見学に行くより自然で、何ならその物件で働いている警備員さんから現場の内情を、同僚という事で気兼ねなく聞き出せる事が出来ます。

そこでラクな現場かそうで無いかを自分で判断すれば良いですし、キツそうであればそのまま帰れば良いだけです。

 

社内の異動であれば、営業所の人に相談して人員の都合がついた時に声を掛けてもらう様にすれば良いのです。

同じ警備会社内であれば、ラクな現場のうわさも流れている可能性もありますので、社内の情報を常に手に入れる様にしておくと良いかもしれませんね。

 

そして、社外のラクな現場の探し方は、求人サイトなどでキツイ現場以外の物件を見つけ出し、それ以外の物件を見定め先ほどと同じ様に見学しに行くと良いでしょう。

施設に行った際に、出入管理の人の動きがみられるのであれば観察し、巡回している警備員さんをそれとなく目で追うのも良いでしょう。

 

施設警備員の経験者であれば、施設を見れば何となく業務の想像もつくと思いますし、最悪警備員さんに声を掛けても良いかもしれません。

もちろん、仕事の邪魔にならない範囲で、また声を掛けるタイミングも間違わない様にしましょう。

 

ラクな現場の仕事、というのは「これ」という形が無いので中々他人に紹介するのは難しいと思います。

しかし、キツイ現場というのは実際にあるので、その現場を基準にして仕事を探せばそれなりなラクな現場は見つけられると思います。

 

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