先日、営業所の方と打合せをしました。以前からここの現場で隊長候補の隊員さんを育てていたのですが、そろそろ交代してはどうかと・・。そして私は新しい現場で隊員さんを教育する・・という内容です。ここが楽なのは承知していますが、いつか交代する、という形で進めていた事なのでやっと来たか、という思いなのですが・・。
次の隊長の候補を探せ
私が今の現場で隊長になってもう5年以上経ちます。
いや、10年近くといった方が近いかもしれません。
その間、ずっと会社と話し合っていつかは次の隊長と交代する、となった時の候補を作らないといけない・・と云ってきました。
しかし、私が隊長になって初めのうちの数年は全く頼りになるような警備員は存在せずやってきました。
しかし、年が経つにつれてまともな警備員も配属されるようになり
「この隊員さんなら大丈夫・・」
という隊長を任せられる人が数人出来ました。
そして今現在、資格も取得しここでの経験も数年経ち、私でなくても隊長が務まるであろう、という所にまで成長しました。
私との日々の打ち合わせから警備会社側も「出来るだろう」と判断したのか、先日私に「そろそろ」という話をしてきたのです。
勿論そうなる事を期待して人を育てて来ているので、寝耳に水な出来事ではありませんが、いざその日が来る、というのはうれしいやら寂しものがあるなと複雑な気がしました。
楽な現場から離れるという事
施設警備員として楽な現場で働ける、というのはとてもありがたい事です。
他の施設警備の方々は忙しい業務の中頑張っています。
それと比較してここでは毎日がとてものんびりしていて、週末には誰も来ないが勤務体制は平日と同じ・・そりゃ楽な勤務になるのは当たり前ですよね。
そんな現場でずっと働かせくれた会社には感謝しかありません。
新しい隊長を育てる・・
という任務は達成できたので、後はその時期が来たら引き継ぐだけです。
そして、とうとうその日がやって来る・・という事になっただけです。
思えば当初はメンバーの余りにもの出来の悪さに「絶対に無理だ!」と思っていましたが、年が経つにつれ「お、この人ならいけるのでは」という人材が増えていき、最後には選べるほどの人数に増え、そして育ちました。
これなら安心して、この場を譲ることが出来るというものです。
まあ、本音を言えばこの楽な現場を離れるのは惜しい気もしますが、常に新しい人に入れ替えて更によい物にしていくのは重要な事です。
同じ隊長が長く居過ぎても余りよろしくはありませんからね。
そういう意味では私はここに長く居過ぎたかもしれません。
しかし、会社がそれを分かってくれているからこそ、今回の様な流れになったわけですし、私は新しい場所で新鮮な気持ちで働ける・・というものです。
まあ最悪、隊長でないかもしれませんがその分の給料さえ保障してくれれば問題はありませんが。
タイミングも重要
年が明けて、この話が出ましたが、ではいつ交代するのかという事です。
私が提案したのは「3月末位はどうか」と話しました。
丁度年度末ですし、キリがよさそうです。
私が異動する先の現場の受け入れ態勢もあるでしょうから、ある程度先にした方が良いはずです。
とりあえず、話の決着はつきませんでしたが、話した感触ではその通りになりそうですね。
辞令はもう少し先で出す・・という事になったので暫くは黙っていなければなりません。
ああ、何となくポロッと話してしまわないか心配です。
後は会社側がする事なので、私にはどうする事も出来ません。
自分のこの次の職場の事も有るので、むしろその事で頭がいっぱいです。
しかし、しばらくはこの「楽」な現場での勤務があるのでそちらを精一杯やるだけですね。
また、続報があり紹介できるようであればお話しします。