警備員の仕事か清掃の仕事をやらなければならないとなった時、どちらを選びますか。簡単な仕事稼げる仕事と条件は人によって様々だと思いますが、警備員の仕事を始める前に少しこの件で悩んだ事があり、結局は警備員の仕事を選びました。今では、警備の仕事を選んで正解だったかどうかは分かりませんが、当時は悩んだものです。
警備員か清掃員かどちらを選ぶ
警備員の仕事を始める前、求人を見て清掃員か警備員か悩んだ時期がありました。
この特はまだどちらの仕事も良く分かっておらず、一応腰かけ程度の期間だけというつもりでいたのですが、始めるからには予定外の事ですぐに辞める事の無いようにしたいとも思っていました。
求人を見ても、警備員も清掃員も給料はどちらも似た様なものです。
働く時間もどちらも見た目的には残業が無さそうな勤務体系でした。
まあ実際どちらも、残業がある様な業務ではなく、時間になったらすぐに帰宅できる業界ですよね。
警備業の交代要員が出勤をドタキャンしなければ、の話ですが・・。
どちらもほぼ条件は同じなので、とても悩んだ記憶があります。
しかし、清掃と警備では大きな点で違いがありました。
警備と清掃の働き方の大きな違い
清掃業界では、夜間の建物内に人のいない時間帯に敢えて仕事をする業務もありますが、それ以外では日中である場合が多かった印象がありました。
しかし、警備員の仕事は日勤もあれば夜勤もあり、そして当直勤務という24時間仕事をして、翌日は丸々お休みという働き方がある事を知りました。
この時間帯を見て警備の仕事を選んだと言っても過言ではありません。
もともと夜型のタイプでもある自分としては、夜勤や当直勤務でも問題なく働け、更に翌日がお休みになるという点に強く惹かれました。
給料が同じで、どうせ長く続けるわけでも無いが、少しでも快適な働き方が出来る方にしよう、という事で警備員の仕事を選んだのです。
仕事の動機なんてこんなものです。
世の中をキレイにする事にやりがいと感じる、だとか安心や安全を守る正義感にあこがれていました、などは面接の時のテンプレートの様なものです。
実際、警備の面接の時に自分もその様な事を言っていた様な気がします。
この様に清掃も警備も、今では給料も職業としても誰でも参入できる仕事なので、多くの人が入社してきます。
しかし、業務内容は全く別物でそれぞれに規則や決まり事、また警備業に限っては独自の法律まであるのです。
そんな仕事なので、人によっては向き不向きもあるのです。
人によって良し悪しがある
警備も清掃も誰にでもできる仕事だと思うのですが、警備の仕事を実際やってみて思うのは「仕事には向き不向きがある」という事です。
誰にでもできるという言葉は、せいぜい学歴や年齢性別を問わずといった範囲の事で、清掃業や警備業にもそこから向き不向きがあります。
清掃業は良く分かりませんが、少なくとも警備業は接客業が苦手な人は向いていないかもしれません。
警備員の仕事はお客様の対応がある仕事です。
相手がいる状態で、更に失礼ない態度を取るとクレームになる中、失礼な態度を取ってしまう警備員さんも中には居ます。
彼らは、警備員がサービス業であるという事にそれほど強い注意を払っていません。
なので、平気で失礼な態度を取ってしまいますし、相手を怒らせる態度とはどんな態度か、と考えが思いつかない様です。
自分の素のままの態度でお客様を相手にするので、丁寧で親切な態度が「素」の人なら問題ないですが、クレームを貰う様な人の「素」はたいてい無愛想です。
この様な人は、警備員の仕事に向いていないという訳です。
しかし、世の中は人手不足で、面接でその様な人をお断りしていたら、警備業者は今ほど増えてはいないでしょう。
恐らく、半分以上は倒産しているかもしれません。
それほど適正でない、クレームを貰う様な警備員さんが居るかもしれないという事です。
本来なら、自分に合った職業についてもらいたいのですが、警備員として働いている身としては、ある意味そういった人たちに支えられているので、彼らを完全員拒否するわけにもいかないのが現状でもあるのです。
警備と清掃、どちらの仕事をするか悩んでいる場合は、それぞれに良し悪しがあるので色々調べてから選択しましょう。