今朝建物の巡回をしている時にふと思いました。建物の巡回中に見る項目の中にゴミ箱があります。その施設によってゴミ箱の数は違いますが、商業施設などでは各フロアにいくつものゴミ箱がありますね。ウチの現場にもゴミ箱が至る所にありますが、果たして巡回中にゴミ箱の中をしっかり確認している隊員は居るのでしょうか。
巡回時にゴミ箱を見る理由
施設警備員として建物内の巡回をする時、ゴミ箱の中を見るように教えられた記憶があります。
当時、商業施設の警備員であった私は店内巡回の時各フロアにあるゴミ箱もちゃんと確認しながら巡回したものでした。
そもそもなぜ警備員が巡回の時にゴミ箱を見て回るのかというと、ゴミ箱の中に不審物が入れられていないかを見る為でした。
最近ではテロ行為で爆発物などの危険物が投げ込まれていないか、が主流でしょうか。
そういったゴミ箱を悪用した行為がされていないかを見るために警備員がゴミ箱を巡回時に見ているはずです。
ここの現場でも巡回時にゴミ箱を見るような教育をしていますが、商業施設ほど不特定多数の人が入る場所でもないのでそれほど厳格な確認には至っていません。
当施設でもごみ箱は各フロア至る所にありますが、不審物や危険物などといった物がゴミ箱から出てきたという言う事例は今の所ありません。
しかし、だからと言って巡回時にゴミ箱を見るのを省いてはいけません。
ここの施設のあるフロアに巡回路から外れた場所にゴミ箱があるのですが、今朝巡回している時に
「ここのゴミ箱は巡回路から外れているけど、ちゃんと皆確認しているのかな・・」
巡回ルートから離れているゴミ箱
巡回中にあるポイントで巡回路から少し離れた場所にゴミ箱があります。
離れているといっても10メートルくらいの距離で、歩いても10歩程度です。
ただし、その先が行き止まりになっているので確認しに行ったら引き返して元のルートに行く必要があります。
そのエリアは部外者は入る事が出来ないので、ゴミ箱に不審物を入れて悪さをしようとする人はいません。
警備員側もそれが判っているので
「わざわざ行き止まりまで行ってゴミ箱を確認するまでも無い・・」
という思考になってもおかしくありません。
少なくとも昔から居る年配警備員らは確認していません。
以前、巡回中のゴミ箱の話をした時に、そもそもゴミ箱の中を見るという行為すら無かったのを話していたので・・。
彼らの様な警備員はこれ以上増やしたくないので、私が隊長になってからこの現場に来る新人には、ゴミ箱をちゃんと確認する指導をしています。
しかしそれでも最後は警備員1人で建物の巡回をします。
研修時にはちゃんとゴミ箱を確認するよう指導されていた新人も、時が経つにつれその人の本性が仕事にも現れてきます。
横着な人間は「これくらいまあいいだろう・・」とルートから場所にある異常のないと思われるゴミ箱を見に行かなくなります。
面倒に思ってゴミ箱を確認しない警備員
1~2年くらい前にある隊員さんに、なにげなく
「〇〇の所にあるゴミ箱の中身が一杯になってたよね」
と話したところ
「え、あそうでしたかね自分はしっかり見なかったので・・」
という曖昧な答えが返ってきました。その時に(ああ、ゴミ箱見てないんだ)
と察しました。通常巡回時にゴミ箱を見れば中に何が入っているか見ます。
中を見た時にゴミで一杯なら面倒でも掻き分けてでも確認するか、触りたくないからそのまま確認せずに諦めるか・・何かしらの反応(心の葛藤)があるはずです。
それが「しっかり見なかった」というゴミが一杯であったかどうかも分からなかったような答えが返ってきたので彼はゴミ箱を見ていないと判断しました。
その後もう少し突っ込んで、ゴミ箱を見ていないのでは?と聞いたところやはり「見ていませんでした」・・。
まあ、これについては中を掻き分けてでも見ろ!と言っているのではありません。
研修で何があるか分からないからゴミ箱をちゃんと確認しましょう。という決まり事を彼が面倒くさがって確認しなかった点です。
業務としてやるべき事をしなかったら、万が一問題があった時にクライアントから責められても言い訳のしようがありません。
「初心者マークが付いている時は安全運転しましょう・・、それが過ぎたら好きに運転していいよ・・」ではありませんよね。
新人の時にしっかりルールを学んでそれを守り続ける、それが規則です。
彼は新人の期間は言われた事をすべてやって慣れてきたら省いてもいい・・というような感覚で仕事をしている感が多々あります。
横着・・彼のすべての行動がこれに当てはまっている気がします。
警備員は毎日決められた業務をひたすら繰り返す仕事です。
毎日同じ事をしていると、ある日「ここ省いてもバレないかも・・」
という心理に襲われる事があります。しかしその横着な行動は毎日同じ業務を真面目にしている人間から見たら分かるものです。
一人で回っているからバレない、という考えは間違っています。
万が一、という気持ちで防犯対策をしないと警備員の意味がありません。
自分のしている仕事が面倒な事では・・と思ってもまじめにやって欲しいものです。