施設警備員が巡回中に消火器を点検した時に気にしなければ良いのに些細な違いに気が付いた事があった

以前勤務していた現場で消火器をチェックした時に、ふと気づいた事がありました。事件性のある事ではないので大した事ではありませんが、普段から何気に点検していては気にも留めない様な些細な事です。設置されている場所であったり、消火器のデザインなど警備員が気にする事ではないですが、こういった違いにも気付ける様になるのも、もしかしたら警備員としての観察力を養うのに役立つかもしれません。

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消火器は使用期限がある

警備員の肩ならご存じでしょうが、消火器には使用期限があります。

業務用や住宅用などで若干期限の違いはありますが、5年、10年といわれています。

 

核施設で消火器の使用期限は違うので、巡回時にこの使用期限を確認するのも警備員の点検項目に入っている事と思います。

警備員が報告するまでもなく、よほど各施設で消火器の使用期限が切れる前に交換していると思いますが、日ごろの巡回で使用期限が近い場合は、警備側からも報告するのは別に悪い事ではないでしょう。

 

実際今まで勤務してきた施設で、消火器の使用期限が切れているなんて言う事は1件もありませんでした。

施設は定期的に消防点検があるので、ここで使用期限が切れていたら大変です。

そうならない様に、設備担当の方がしっかりと管理されていると思うので、警備員はそのサポートとして日頃から確認をする様にしましょう。

壁に埋め込まれている

そんな中、消火器を点検している時に施設によっては、通路に設置してある消火器が通路の壁際にそのまま置いてある所と、壁に埋め込まれて通路の邪魔にならない様に設置してある所があるのに気が付きました。

昔からある比較的古い建物では、通路にそのまま置いてありますが新し目な建物では壁に埋め込まれて通行の妨げにならない様に設置してあるのです。

 

この設置の違いに、築年数の差という点しか気付かなかったのですが、もしかしたら築年数以外に壁に埋め込むかそうでないかの違いがあるのかもしれません。

設備の人や施設の人に聞けば何かわかったかもしれませんが、壁に埋め込むのかそうでないのか、なんていう警備員の仕事として何のプラスにもならない事を聞くのは何か恥ずかしい気がして聞けませんでした。

 

いや、もしかしたら彼らもなぜ埋め込み式にしているのかそうでないのか知らない可能性も十分あります。

勝手な予想ですが、埋め込み式にすると消火器の位置を変える事は出来ませんが。床置き式なら多少の移動は可能です。

 

もっとも消防点検時に、消火器の位置をホイホイ変えるのもいけない気もしますがね。

設置場所を把握しておけ

そんな消火器の設置の理由はともかく、警備員として重要なのは「消火器がどこにあるのか」という事です。

施設内で火災発生時に、警備員は現場の確認初期消火をしなければなりません。

 

その際、消火器を現場へ持って行くのですが少しでも早く現場へ到着しなければならない状況で、消火器の場所を覚えていなくて探さなければならないなんて事になるようでは警備員失格です。

日頃、何度も施設内を巡回しているのに消火器の位置を把握していないなんて

 

「毎日、何を見て巡回していたんだ」

 

お叱りを受けても仕方ありません。

そうならない様にも、普段から巡回時に各フロアのどこに消火器が配置されているのか、という事を頭に入れておく人様があります。

 

今まで配属してきた現場で、消火器に位置について警備員は把握しておけ、と何度も指導していたのは商業施設の現場でした。

商業施設では火を扱うテナントも多くまた来店客も多い為、火災が発生した時に被害が大きくなりやすいです。

万が一火災が発生した時に少しでも被害を小さく抑える為に、警備員が素早く行動する必要があります。

 

ただでさえ広い館内で、消火器の場所をしっかり覚えていない事で食い止められたはずの火災を、警備員の失態で台無しにするわけにはいきませんよね。

警備員が巡回する時に消火器の点検をしていると思いますが、消火器の設置してある位置も頭に入れておくように心がけましょう。

 

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