施設警備員は建物内の勤務の為、天気を気にする必要のない仕事と思われがちです。しかし、今まで経験してきた施設警備の現場で1度も天候を気にしないで済んだ事はありません。どこの現場も天候次第で業務が増えたり、または支障が出たりしたものです。施設警備の業務で天気に左右される仕事はいったいどんなものがあるのでしょか。
天候に左右されない仕事
施設警備員は建物内の業務がほとんどです。
建物を管理する仕事がメインなので、職場もほとんど室内なのです。
建物内を巡回したり、建物の来訪者の受付をしたりとその殆どが建物内の業務となっています。
過去勤務してきた現場も、全て建物内で完結する仕事ばかりで、一見空調の効いた快適な現場での仕事と思わる事でしょう。
しかし、実態は同じ建物内に居ても空調の効いてない場所にいる事の方が多かったり、快適な空間で仕事が出来るのは極一瞬だけだったりします。
そんな劣悪な環境での仕事だとしても、建物内の仕事というのは間違いありません。
毎日外での勤務の人から見れば、ずっとマシだと思われているかもしれません。
建物内の勤務だから外の天候がどうだろうと気にしないのだろうな、と思われがちですが意外と施設警備員でも外の天気を気にする事もあるのです。
雨が降ると支障の出る業務
施設警備員は建物内の仕事だから外の天気がどうだろうと関係ない、と思われるのも無理はありません。
しかし、実は施設警備員でも外の天候次第では業務に差し支える事もあるのです。
その為、建物内で仕事をしていても時間ごとに天気予報を確認していたりするのです。
施設警備員は建物内の仕事をしていますが、雨が降ると来客用の傘立てを出入り口に出したり、また現場によっては外周巡回ある為、雨が降っている時は雨具の用意をしたりと天候を気にしています。
特に、商業施設の場合は、雨が降ると分かればお客様に迷惑を掛けないようにする為に、素早く傘立てを用意しなければなりません。
クライアントによっては傘立てを出すのが遅れると嫌味を言われたりもします。
そして外周巡回がある現場では、雨が降ると雨具を準備する必要があるので、事前に天気を確認し準備が必要がどうか確認しておくのです。
外周巡回は敷地内を歩いて見回るので、雨の日は足元も悪くなるので時間もかかりますし視界も悪くなります。
傘立てや外周巡回などは現場によっては無かったりもしますが、これらの業務がある現場では天気予報を確認するのは必須なのです。
常に外の様子を伺う施設警備員
今の現場でも外周巡回や傘立てなどがあるので、施設警備員ですが常に天気を気にしています。
今年は雨の少ない夏でしたので、余り天候を気にする事はありませんでしたが、逆に暑すぎて熱中症にならない様に気を配る必要がありました。
制帽を被っているとはいえ、1時間近くも外での業務となると危険ですね。
そんな暑い夏でしたが、9月も月末になるにつれて秋らしい?天気になってきました。
雨の日もチラホラあり、天気予報を気にしながら外の様子をうかがっています。
施設警備員は一見、天気など全く気にしない仕事のように思われがちですが、雨の日だからこその業務もあったりと意外と気にしているのです。
常に外で勤務するわけではないので、それほど過酷というわけでは無いですが、雨が降る直前を気にしなければならない、というのも意外と大変なのです。