施設警備員の方はお判りでしょうが、大抵の建物の外には避難階段があります。これは緊急時にそこから下へ降りる為の階段です。その階段ですが、24時間照明が付いています。いつ何が発生して階段を利用する事になっても使えるようにする為です。先日その明かりが消えていました・・。
緊急時用に明かりがついてる
避難階段は24時間照明が付いています。
これはいつ何時階段を使用する場合になっても、スイッチを探す事なく使用できるようになっている為です。
まあ、あとは建物内が煙で暗くなっていても、階段の明かりが分かるようになっている・・という事もあると思います。
その照明ですが、24時間365日ずっと付きっぱなしなので他の照明に比べて球切れの発生頻度が多いです。
その照明ですが、先日ある隊員さんが
「〇〇の避難階段の照明が切れていました」
と報告してくれました。
ここの現場では、避難階段の照明の球切れは警備員が巡回時に見つけたら設備担当の方へ報告する様になっています。
とはいえ、設備担当の方も点検はされている様なので、警備員が報告しなかったらずっとそのまま・・という訳でもありません。
しかし、その両方とも見逃していたらずっと球切れのままになっている事も稀ですがあります。
球切れ確認は警備員の仕事
照明の球切れが設備担当と警備員の役目になっていると
「どちらかが見てくれるだろう・・」
という他人任せな雰囲気になってしまいます。
実際、以前ある場所の避難階段の照明がいつまで経っても球切れのままであるのを私は把握していました。
ウチの隊員を試したわけではないですが、残念な事に誰一人報告される事なく「これ以上は放っておけない・・」と私が設備担当へ報告しました。
お互いが他人任せになるくらいならウチがしっかり見る様にしよう、と思い隊員さんたちには「警備員が確認する事」と伝達しました。
そのおかげか、ボチボチですが避難階段の球切れをちゃんと報告してくれるようになったのです。
まあ、隊員さん全員で無くまだ一部の方のみですがこれは大きな一歩であると思います。
気づかない警備員がいる
いくら警備員が見る様に・・と全員に話しても中には業務として頭に落とし込めていない隊員もいます。
結局、設備担当に任せるのをやめて警備員メンバーでやろう、と決めても
「他の隊員の誰かが報告するだろう・・」
という形になっただけです。
見ない警備員は形が変わっても見ない・・という事です。
誰かがやるだろう、という考え方は分からなくもないですが、仕事に積極性があるか無いかの判断になるので観察していて面白い面はあります。
施設の設備に関する事ですが、現場によっては警備員の協力が必要な処もあるのです。