警備員は高齢の人が多い業界です。警備員として働く人たちは若い人から高齢の人まで幅広く働いています。そんな中、高齢の警備員さんが下の者に対して偉そうな態度を取ったり、同僚の警備員と揉める様な事があったりすると聞きます。全ての高齢の警備員さんがそういうわけでは無いですが、高齢の人がトラブルのもとになる事は周りを見ていても多い様な気がします。
警備業界は高齢の人が多い
警備業界は高齢の人が多いです。
仕事も他の業界よりも単純で覚えやすく、重労働ではありません。
だからと言って快適な環境とは言えず、夏は暑く冬は寒いという現場も少なくありません。
しかし、60歳や70歳になっても直ぐに採用され、高齢でも働き手として期待されているので、働き甲斐のある仕事だと云えるのかもしれません。
今でこそ、どこの企業も人手不足で困っている所も多い中、警備業界は何十年も前から人手不足が続いており、定年を迎えた人でも即日で採用になるほど大歓迎な状態です。
その為、高齢の人の受け口にもなった警備業は、今やどこの現場でも60歳過ぎの人が何人も居る業界なのです。
そんな高齢の警備員さんですが、現場によってはトラブルの原因にもなってしまっている所もある様です。
高齢の人はトラブルを起こしやすい?
人間歳を取ると頭が固くなり柔軟な対応が出来なくなる人も少なくありません。
いわゆる「頑固」とも言われますが、だからと言って全ての高齢の人がそうとも限りません。
同い年の高齢の警備員さんを比較しても、Aさんは色々な出来事に対して柔軟に対応できますが、Bさんは文句が多かったり何かに付けて出来ないと反論したりします。
さらに同僚の警備員と意見が合わない事で、口論になったりもするのです。
そういった高齢の警備員さんを見ていると、悪い言い方をすれば
「自分勝手な態度」
が目立ちます。
以前はそんな事を言わなかったのに、歳を重ねていくうちに頑固な態度が強まっていくのを何人もの高齢の警備員さんを見ていてそう思いました。
歳を取ると多くの人が認知機能が低下したり、柔軟な思考が出来なくなるのは仕方の無い事です。
70歳や80歳になってまで現場へ出て働いているので、その様な弊害があるのは、そもそもその様な年齢まで働いている事がおかしいのかもしれません。
一昔前なら、縁側でのんびり過ごしていてもおかしくない年齢ですよね。
しかし、警備員として働いている以上、周りの人は彼らと協力して働かなければなりません。
トラブルを避ける解決方法は無いのか
もし周りに、トラブルを起こしやすい高齢の警備員さんがいた時、どの様にしたら良いのでしょうか。
施設警備員の場合、所属している現場では毎日顔を合わせる事になります。
1日だけ同じ現場で働くのなら再び顔を合わす事も無いでしょうが、警備隊として所属した時に、面倒な高齢の警備員さんがいた場合、いつかケンカになってしまうかもしれません。
まあ、実際過去の現場で警備隊内で険悪になった警備員同士が口論になったのを何度も見ました。
こうなってはお互い気まずいですし、周りの警備員さんも気を使います。
この問題を解決する一番の方法は
「どちらかが別の現場に異動する」です。
ここまで仲が悪い状態だと流石に会社も介入するので、異動する事ができますが、これがまた問題で
「どちらが異動するのか」となります。
お互いが自分は悪くないと思っている中、自分が異動するとなった時はたして納得できるでしょうか。
またこれで一悶着ありそうですね。
次に挙げられるのは、資格を取って上の立場になるか、上司になってしまうかです。
このパターンは実際に現場であった事で、今まで偉そうな態度を取ってとある隊員さんに威張っていたのが、彼が資格を取った後に一切偉ぶらなくなったのです。
年齢も下で入社したのも後という事で、散々偉そうな態度を取っていたのに、いざ資格を取得したらそれ以降、偉そうな態度がピタリと止んだのです。
異動よりもこの方が手っ取り早いと思います。
まあ、偉そうな態度を取っているのが隊長であったり、資格を持っている様な人の場合は、この手は通用しませんがね。
警備業界は色々なタイプの人が集まって来ているので、高齢の人に限らずトラブルが起こりやすい業界だと思った方が良いかもしれませんね。