ウチの隊員にまじめに申し送りをしてくれる人がいます。
他の人はどうかというと、口頭か簡単なメモ、ひどいと報告にすら上がらず後で軽く問題になる事もあります。
まじめに申し送りをするというよりも、むしろ当たり前のことが出来る人です。
なぜ申し送りが必要か
現場によっては毎日朝礼や夕礼を行い、申し送り(引継ぎ)をしています。
前の職場も必ず朝礼をして、当務者間の引継ぎを行っていました。
これをするかしないかで、前の日の重要事案や業務に関する変更点などがあった時に次の日の当務者が業務を遂行できなくなってしまいます。
毎日24時間同じ人が働いている現場なら必要ないでしょうが、ずっと働き続けることが出来る人はいませんよね。
また、出勤の期間が数日空いた人が久しぶりに出勤してくる場合もあるでしょう。
そういった人たちの為にも申し送りをやる意味は十分あります。
申し送りが適当でも何とかなる現場
そんな重要な申し送りもここの現場では簡単に済ませられています。
日常にそれほど大きな事案や、細かな業務変更もないので、簡単なメモで終わってしまうことも多々あります。
前日に本当に何も無かった日には次の日には
「特に何もありません」
の一言で当務を交代する日もよくあります。
以前の現場で朝礼をしてまで申し送りをしていたことを考えると、本当に同じ施設警備なのか‥と思うほどの違いです。
今現在は、まともな申し送りをしなくなったのでまじめに申し送りをする隊員がいると、とても新鮮です。
しかし、ここで簡単な申し送りで済ます事に慣れてしまったのでまじめに長々と引継ぎの説明をされると
逆にうざい事も・・・
これに関してはちゃんと申し送りをしている彼の方が正しいので、うざいと思っている自分の方が間違っています。
このまま彼が申し送りをしなくても何とかなってしまう、という環境に悪い意味で慣れてしまって他の隊員たちと同様に適当な申し送りをするようになってしまわないか心配です。