施設警備員は当直勤務という働き方があります。これは少ない出勤で稼ぐ事の出来る働き方で、現場に24時間拘束され帰宅できるのは翌日です。翌日と翌々日は休みになるので、1か月あたりの出勤日数も10日前後となります。1回あたりの給料も高いので、その10日前後の出勤で手取り20万円も可能なのです。
当直勤務の働き方と給料
施設警備員は当直勤務という勤務があります。
これは現場に24時間拘束され、帰宅できるのは翌朝となります。
24時間働くといっても、待機時間や仮眠時間などがあるので、厳密にはどこの現場も16時間程度の勤務になるのが平均だと思います。
この当直勤務ですが、翌日と翌々日がお休みになるので、1か月で見ると10日程度の出勤となるのです。
世の中の大勢の人が、月曜から金曜まで週5で働いて1か月に20日程度の出勤の所、10日程度で済むのはラクだと思いませんか。
仮に20日働いて手取り20万円と、10日働いて20万円と聞いた時、どう思うでしょうか。
少ない出勤で20万円稼げる
全国的に見ても、施設警備の当直勤務の給料は2万円も貰えない所もまだまだ多いと思います。
しかし、10年前と比べると年々警備員の給料も上がってきており、地方の施設警備の当直勤務も、まだ少ないですが2万円貰える所も出てきています。
1回の当直勤務で2万円以上貰えるとなると、手取りで20万円も夢ではなくなってきているのです。
たった10日の出勤で20万円も貰えるのなら「警備員になりたい」と思う人ももっと大勢いても居てもいい様な気もしますが、実際は昇給も無ければ仕事もキツイ・・となるとまだまだなのかもしれませんね。
それでも、個人的には1か月に10日程度の出勤で良い、というのはプライベートの時間が沢山あるという魅力的な面から、いまだに警備員という仕事を辞められていない理由なのかもしれません。
地方なら10日の出勤で十分生活できる
1か月に10日程度の出勤で20万円稼げる、というのは地域にもよると思います。
まず都心部でなら1当務2万円以上という条件の警備会社の求人は沢山あるかもしれません。
しかし、都心部で1か月20万円の収入で満足の行く生活が出来るかというと難しいのではないでしょうか。
ましてや所帯持ちなら尚更です。
だからと言って地方の田舎の警備会社では1当務2万円以上の求人となると、まだまだ少なく、仮に田舎で20万円で生活できたとしても、それは仕事の奪い合いになりそうです。
警備員として働く時、都心部で働くか地方で働くか、更に1か月に20日近い出勤なのか、当務で10日前後で働くか、などといろいろな選択肢があるので、自分に合った働き方を探すのが良いでしょう。