警備員の衣替えをするにはまだ早い

毎年衣替えの季節がやってきます。当たり前の事ですがとても面倒くさい習慣です。個人的には自分の肌感覚で好きな方を選べると良いのですが、統一感と規則があるのでそうは行きませんね。しかし今年の衣替えは今まではちょっと違います。

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衣替えの季節にする事

毎年、正確には年に2回ですが春と秋に衣替えがあります。

警備員は大抵、夏用と冬用の制服があり、季節ごとに着替えていますが、季節と業務内容がズレていて、なかなかうまくいきません。

 

施設警備員は建物の中の勤務とはいえ、冬でも細密巡回をすると結構汗を掻く現場もあり、夏を迎える前に現場では「早く夏服にして」というリクエストが多いです。

 

そんな衣替えですが、毎回冬服の準備や、夏服の準備に面倒を感じるのは私だけでしょうか。

自宅に置いてある制服を出してきて、衣替えの日に備える。

 

これが毎回とても面倒です。

 

出来る事なら、夏服でも冬服でも年じゅう、好きな時に好きな格好にさせて欲しいと思うほどです。

それでは警備隊の統一感が無くなってしまいますし、そもそも冬に夏服を着ている人の季節感を疑われます。

そしてなにより、制服を季節に合わせて届けを出している規則違反になってしまいますね。

 

警備員の中には暑がりや寒がりの人がいるので、衣替えの日を決める事ですら結構揉めるのです。

衣替えの無い現場もある

警備隊の中には暑がりや寒がりの人がいて、衣替えの時期になると色々な意見が出てきます。

夜中の勤務が多い人や昼間の勤務の多い人で考え方が違いますし、個人個人の体感などの違いで意見が分かれます。

そういった意見を聞きながら、今までの現場では衣替えの時期を決めていました。

 

当時は衣替えの日を決める事もすんなり決まりませんでしたが、今の現場ではそんな問題はありません。

何故かというと

 

「今の現場は衣替えは無く、年じゅう夏服」

 

だからです。

施設警備は基本建物の中の勤務が殆どですが、中には外周巡回や駐車場の簡単な誘導などの業務があると、外での勤務もあったりします。

しかし、今の現場は外の勤務があるとはいえ30分も外には出ません。

外周巡回も車での移動が殆どですし、夏服で十分なようです。

 

まあ、今年初めての現場なので真冬にどれだけ計算外になるかある意味お楽しみですが・・。

 

そんな事でここの勤務は衣替えは無いのです。

いや、毎回衣替えの時期になると、各隊員さんの意見や苦情を聞き入れながら衣替え日を決めていたのがウソの様です。

確か毎年この時期は衣替えの季節だった気がしますが、すっかり忘れていました。

現場で衣替えを決めないといけないのは隊員さんには良い事ですが、責任者である隊長にとっては面倒な事なのです。

現場の判断で衣替えさせて

現場で衣替えのタイミングが決められるのは、そこで働く隊員さんたちにとってそれほど良い事はありません。

営業所が決めるのと違って、現場で衣替えのタイミングが決められる違いは

 

そこの施設での運動量を知っているかそうでないかの違いです。

 

営業所では、現場の警備員さんの一日の運動量までは把握していません。

しかし、現場で働く警備員さんは自分たちの事なので、その現場の運動量と暑さ寒さを年じゅう体感してます。

シーズンによって夏服か冬服に替える絶妙なタイミングを知っているのです。

 

5月と10月、と簡単に決めてしまうのはわかり易くて良いかもしれませんが、大抵の現場ではこの月に衣替えをしようとすると、現場の警備員さんから「まだ早い」と苦情が出ると思います。

確かに私もこの時期では早過ぎると同感しますね。

 

学校や普通の会社などならこの月でも良いかもしれませんが、警備員はこれでは早いか遅すぎます。

空調の切れた建物内をあちこち動き回るような仕事は、身軽な方が良いですし、服を何重にも着込んでいたら暑くて仕方ありません。

 

そういった様々な言い分があるので、衣替えは統一はしますが、現場で決められる方がベストだと思います。

 

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