警備員の仕事をしていて、暑い時期に1日何本のペットボトルを買いますか。建物の中の勤務でも、外の勤務でも水分補給は重要です。警備員が1日の仕事の中で何本のペットボトルを購入するか、観察してみました。
建物内の勤務でも水分補給は必要
警備員が外や建物内で仕事をする時、熱中症防止に水分補給をします。
私の現場でも、建物内とはいえ隊員さんたちは各自水分補給をしています。
特に交通誘導警備員の方は、1日中暑い外で勤務しているので、水分補給は欠かせないでしょう。
施設警備員でさえ、屋内の勤務であってもペットボトルを購入する隊員さんを何人も見かけています。
それだけ普通にしていても暑く、体から水分が抜けているという証でしょう。
そんな中、ある隊員さんの水分補給の仕方がとんでもない事に気が付きました。
出入管理を交代で行っているのですが、その交代のたびに自販機へ行きドリンクを購入しているのです。
8時間勤務で5本は飲み過ぎか
ある8時間勤務の時を観察したのですが、その日に購入した本数はペットボトル5本でした。
8時間で5本、ペットボトルの容量は500mlあります。
これを5本となると、2.5lの水分を補給した事になるのです。
出勤して来た時点でペットボトル片手に持っています。
そこから待機時間ごとに購入して、5本となります。
他の隊員さんも自販機で購入しますが、そこまでは買いません。
せいぜい多くても2~3本程度です。
それと比べると5本は多いですね。
この後下番して、自宅でも何かしらの水分を摂っているでしょうから、ちょっと過剰摂取かもしれません。
しかも、購入しているドリンクも炭酸飲料やジュースなどで、余りよろしくありません。
ジュースではなくお茶や水が望ましい
購入しているドリンクが、お茶や水などならまだ良かったかもしれませんが、ジュース類ばかりなので問題ありです。
半日で5本ものジュースを飲んでいては、体に閲して良い事は無いでしょう。
明らかに糖分の摂り過ぎです。
その隊員さんは決して若くは無いので、そういった摂取を控えるようにするべきなのに、そんなにガンガン飲んでいていては病気になってしまいます。
まあ、1日にそれだけの水分の摂取をしている時点で、もしかしたら糖尿病の初期症状が出始めているのかもしれません。
糖分の多いジュースは、飲めば飲むほど喉の渇きが増します。
そうなると更に甘いジュースが欲しくなり負のスパイラルに入ってしまうのです。
過去に1.5lのコーラを冷蔵庫に入れて、半日で飲み干していた警備員がいました。
しかも、そのコーラ以外にもドリンクを飲んでいたので、明らかに飲み過ぎです。
恐らく、糖分の過剰摂取で「飲みたい」という衝動から抜け出せなくなっていたのでと思います。
彼のその後は知りませんが、もしかしたら今でも1.5lのコーラ片手に摂取し続けているのかもしれません。
警備員は普通の人よりも大目に水分補給しないと、脱水症状を起こしてしまうかもしれない様な仕事をしている現場も多々あります。
しかし、その時の水分補給に糖分の多いジュース類を摂取してしまうと、水分補給は出来てもそれ以外の体の不調を起こしてしまうかもしれません。
1日に1滴も飲んではいけない、とは言いません。
せめて1日に5本も買うのなら、ジュース類は1本に留めて、後はお茶や水などにした方が自分の為だと思います。