警備員が店内は大きな声を出す事は周りのお客様をびっくりさせてしまうので絶対にやってはいけない

警備員は施設内で大きな声を出さない様にする。これはどこの施設でも同じ事だと思います。警備員が走るという事にもつながりますが、大きな声を出したり走ったりすると周りに「何事か」と不安をあおる事になるのでしてはいけません。この様な事は今まで走ってはいけない、という指導はしましたが大きな声を出してはいけないとは言った事がありませんでした。施設内で警備員が大きな声を出しているのを見た事がありますか。

スポンサーリンク

施設内で大きな声を出してはいけない

警備員が自分の勤務する施設内で、大きな声を出してはいけません。

施設にもよりますが、施設内には大勢のお客様がみえます。

その様な空間で、警備員が大きな声を出したりしたら、きっと驚くと思います。

 

小さな子供が大きな声を出すのとは違い、大人でもある警備員が声を張り上げて周りに聞こえるような声をだしたら、周りの人は何か緊急な事でも起きたのかと思ってしまいます。

普通の大人が大きな声を出しただけでもみな振り返り何事か、と思う中で警備員が大きな声を出していたら、館内のお客様を不安にさせるだけです。

 

よほど大きな声を出さずに済むような事でしょうから、変に不安をあおる様な事をするのは止めましょう。

大きな声を出して良い警備員

しかし、中には大きな声を出しても良い時があります。

良い、というよりもむしろ大きな声を出さなければならない時です。

 

それは、緊急事態が発生しお客様を誘導しなければならない様な時です。

地震や火災が発生し、館内にいるお客様を素早く外へ避難させる時に、大きな声を出して外への案内をするのです。

 

普段から避難訓練などをしている現場では、大きな声を出して誘導していると思いますが、こういった緊急時は大きな声を出さないと、多くの人に重要な情報を伝える事が出来ないので、頑張って大きな声を出しましょう

 

この様に、大きな声を出しても良いような場面というのは、主に緊急時となります。

大きな声を出すときは何か重大な事を伝える時、という事を考えると警備員が大きな声を出せば、周りの人は「何か重大な事が発生した」と思っても無理はないと思います。

 

ちなみに、施設警備員は滅多な事でもない限り大きな声を出すべきではないとお話しましたが、交通誘導警備員さんは現場が主に外で、誘導する際に車両へお礼として声を掛ける事があります。

自分でも経験があるのですが、その時に大きな声で「ありがとうございます。」と言われた事があるので、「大きな声を出してはいけない」というお話は施設警備員に限った事になると思われます。

言われなくても大きな声を出さない

今まで新人の警備員さんを指導してきた中で、館内を走ってはいけないという指導はしてきました。

これにはまた理由があるのですが、しかし

館内で大きな声を出してはいけない、という指導はほとんどしていないと思います。

 

商業施設でもそれ以外の施設でも、どこでも同じですが、警備員が大きな声を出すときは緊急時であるときです。

館内を走ったり大きな声を出した時に

 

「警備員が走ってきてぶつかりケガをした、どうしてくれる」

「警備員が大きな声を出して怖かった、どうしてくれる」

 

などとクレームを入れてくる人はいます。

そんなクレームを避ける為にも、よほど緊急時でもない限り走ったり大きな声を出してはいけません。

しかし、大きな声を出してはいけないと指導していなくても、殆どの警備員さんは大きな声を出しません

なぜでしょうか。

 

まあ、基本的に日本人は大きな声を出す事に恥ずかしい、という気持ちがあるのが理由だと思います。

仲間内で騒いで大きな声を出すのとは違い、仕事中に一人で大きな声を出すのは、人の注目が一気に集まるので恥ずかしがり屋な日本人には出来ないのだと思います。

 

その為に、わざわざ駄目だと指導しなくても大きな声を出さないのだと思います。

ですが、中には元気で大きな声を出す事に抵抗のない警備員さんもいると思いますので、もしそんな警備員さんがいる様な現場ではちゃんと指導するべきだと思います。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク