警備員として働く多くの人が、その地域の最低賃金で働いているのではないでしょうか。しかし中には最低賃金以上で求人を出している警備会社もあったりします。更に入社時は低い賃金でも、資格を取得したり会社への貢献度が高い警備員さんなどはいつの間にか給料が上がり、警備員でもそれなりに稼ぐ事が出来ている人もいたりします。
時給1,500円以上で働く警備員
警備員の求人を見ていても、最低賃金で募集している所は普通にあります。
これらを見ていると、よくそんな低い賃金でハードな仕事をさせようとするよな、と感じたりします。
1日、8時間外で立ちっ放しという過酷な仕事にもかかわらず、安い賃金で働かせたり、24時間勤務で2万円と、ぱっとみ高給そうに見えますが、実働時間で見るとそれほど高くなかったりと、安い賃金で人を雇おうとしているから、人手不足が解消されない、と思えるほどです。
誰でもできる仕事、また直ぐに覚えられる仕事、という単純労働だからという事を理由にして安い賃金で雇っている印象があります。
単純労働でもハードな仕事であればそれなりな給料を出さないと誰も寄り付かない、という事にもっと気を使って欲しいと思います。
そんな中、警備会社によっては最低賃金以上の高い時給で求人を出している警備会社もあり、そんな会社であれば応募もそれなりにあるのではないでしょうか。
また、初めは最低賃金で雇われたとしても、資格を取得したり、会社に対する貢献度の高い警備員さんは、会社側が優秀な警備員さんの流出を止めようと、給料が上がったりもするようです。
資格持ちや貢献度の高い警備員
会社によっては、資格を取得した警備員さんに資格手当てをだしたり、仕事ぶりを認められた警備員さんは、他の人よりも給料をアップさせたりするようです。
資格持ちなどの警備員さんは、その資格が有ればクオリティの高い警備員と認められている様なもので、どこの警備会社へ行っても歓迎されます。
警備員の資格は、その社内だけの資格ではなく他所の警備会社へ移籍しても有効です。
その為、資格を持った警備員さんによその警備会社へ移籍されない様に、他の警備員さんよりも優遇する為にも、資格手当てなどを出して流出を食い止めているとも言えるでしょう。
そして、その警備会社内で優秀だと判断された警備員さんも、他の人より給料を上げる事もある様です。
警備員は皆同じ仕事をしていています。
その同じ仕事でもていねい、またクライアントから個人的に認められたりと、周りの警備員さんよりも水準の高い警備員さんがいたりします。
その様な人も会社は手放したくないので、最低賃金で雇っていた場合は、高めの賃金に変更し留まってもらうようにしたりします。
実際、私も入社した時は最低賃金で働いていましたが、資格も取り無理やり隊長にさせられたりした事で、他の隊員さんより「多少」賃金は高めです。
制度は会社によって異なる
しかし、全ての警備会社がこのように社内の警備員の流出を止めようと工夫しているわけではありません。
どれだけ貢献しても、資格を取得しても、他の警備員さんとほとんど変わらない給料という会社もあります。
その様な会社は、資格を取得してしばらくしたらその警備員さんは他所の警備会社へ移籍してしまったり、仕事の出来た優秀な警備員さんは、その会社に見切りをつけて同じ様に他所の警備会社へ行ってしまったりします。
会社に魅力が無ければ、他の魅力のある警備会社へ行くというのは、自分の労働条件を守ったり、自分自身の生活を守る為でもあります。
いつまでも同じ会社で安い賃金で貢献する必要は無く、もっと正当に評価してくれる所へ移籍する、というのは普通の行動です。
今所属している警備会社が自分に合っているとも限りません。
警備会社は10,000社近くもあるので、自分にあった警備会社も探せば見つかるかもしれませんからね。