警備会社によっては教練というものに力を入れている会社もあり人によっては軍隊ぽくて嫌う者もいる

警備員になって初めて「教練」というものを知りました。もとは軍隊などで使われている言葉のようですが、警備業界はこの軍隊の流れを参考にしている警備会社も多い事から、少なくとも教練というものをご存じの方もいると思います。そんな教練ですが、警備会社によっては非常に重要視している会社も少なくありません。

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警備員の規律を正す為に採用

私は警備業界に来るまでは「教練」という言葉を知りませんでした。

主に軍隊警察官などでは当たり前の様なものなのかもしれませんが、警備業界もこの教練というものを採用している会社も多いと思います。

 

いや、少なくとも警備員にとっては少なからずも仕事をする上では必要な部分もある為に、採用せざるを得ないのかもしれません。

それは団体行動や厳正な規律を守らせるためには、これほど適したものは無いのかもしれませんね。

 

「気を付け」「右向け右」などの礼式は、警備業務で毎日する事は無くても、「魅せる警備」としては効果バツグンです。

そして、この規律ある行動がとれた警備員の集団は、相手に好印象を与える事でしょう。

 

その為、この教練を警備会社によっては非常に重要視している所もあるのです。

日常の警備業務にはあまり役に立たないと思っていても、警備会社や後は警備員の資格を取る時などには役に立つと思います。

まあ、碌な気を付けも出来ない様なだらしの無い警備員よりも、キリっとしている警備員の方が見た目にも、相手に与える印象も良いですからね。

 

しかし、この教練に固執するあまりに損をしている事もあるのでは、と個人的には思うのです。

警備業界が人手不足な原因の一つ

会社にとって良い事だと思ったり、各現場で規律ある行動が取れる様にと、積極的に教練に力を入れても、必ずしも全てが良い事だとは限らないと個人的には思います。

 

先程もお話した様に、私は警備業界に来るまでは「教練」というものは知りませんでした。

そして、いざ警備会社に入ってから、そこまで教練に熱心では無いと思われる警備会社への入社でしたが、新任教育時に一通りの教練を指導されたのです。

 

「一瞬ですが、その日で警備員になるのを辞めようかと思いました」

 

普通の人は自衛隊や警察官の様に、教練を学ぶ機会はありません。

まあ、せいぜい学校時代に「気を付け」「回れ右」などを体育の時間などに倣う程度です。

 

しかも、それは集団行動を正す一環としてか、体育の時間に必要な為にその場だけの簡易的なものです。

恐らく多くの人が警備員になろうと、新任教育を行けた時にその教練を指導されて

 

「こんなの学校で習ったとき以来だ」

 

と感じた事でしょう。

そして、その中にはこの教練を指導された時に

 

「こんな軍隊みたいな事をさせられるのなら辞めよう」

 

翌日から来なくなった人も少なくないのでは、と思います。

私は警備指導教育責任者の資格を持っていないので、新任教育で警備員としての指導した事はありません。

 

その為。新任教育を受けていた内の、一体どのくらいの人が教練の指導を受けた後に辞めたかなど知りません。

もしかしたらもっと前の段階で脱落した人の方が多いのかもしれません。

 

しかし、私の様に教練を受けた時に嫌悪感を抱いた人も少なからずいるのではないでしょうか。

警察官や自衛官などの職業は特殊なものです。

中々就きたい仕事というわけでは無いかもしれませんが、まだ警備員という仕事の方が気楽になれる仕事だと思います。

 

そんな仕事の研修中に、バリバリの教練を指導されたら面食らう人が居てもおかしくはありませんよね。

 

もしかしたら、この教練のせいで警備業界に人がなかなか集まらない理由の一つでは無いか、と勝手に思ったりもしてしまいます。

警備業界の将来に必要か否か

計b業界は人手不足で、近い将来人手不足が解消される様な、技術が出て来るかもしれません。

人間の代わりにロボットが管理する建物や公道

 

ロボットでなくても、AIの技術でコンピューターが人の代わり施設を管理するかもしれません。

しかし、今後10~20年はまだ人手が必要な期間だと思っています。

技術が出てきても、それをうまく扱える警備会社とその場を提供できるユーザー側が圧倒的に少ないからです。

 

一部そんな動きが出てきていますが、それらは本当にまだごく一部だけですからね。

 

しかし、徐々に減りつつある仕事減りつつある人口を比べた時に、警備員になろうとする気持ちを削ぐ「教練」というものがあった時、これはこの先も必要なものなのでしょうか。

 

減りつつある警備員という人口や、警備員としての働き方も変わるでしょう。

数十年後には、ハイテク化の進んだ警備業というものに「教練」という行動を表現する場面が一切無くなったとしたら、もしそれでも教練を指導する警備会社があった時、それは時代遅れな会社と指摘されるかもしれないのです。

 

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