出入管理をしていた時、2人の営業回りの女性が見えました。受付簿に記入していただくのは初めてではない様なので、こちらが何も説明しなくても手際よく記入してゆきます。ただ、会話をしなくても何となく伝わるツンツンした雰囲気をものすごく感じたんです。
受付の場で感じる警備員に対する態度
受付に女性が来て、受付簿に記入する時にその違和感を感じました。
女性に限らず、普通の人ならまず軽く挨拶をしてから記入しだすのにその方は黙っていきなり書き出したので「ん?」
という感覚から、受付簿に書いている最中も同僚の方としか会話せずに書いていく様を見て
「あ、これ警備員嫌っているタイプの人かな?」
と感じました。
もう一人の女性の方はちゃんと顔を見てこちらとも挨拶を交わしています。
もし一人で来ていたらまた違った態度であったかもしれませんが、少なくともこの女性の態度はもう一人の普通な人と比較されてより鮮明に見えました。
まあ、所詮警備員なので愛想よくしても・・というのは分かります。
しかし営業で回って来た人が、いくら警備員とはいえ依頼者側にいる人間に対してそんな態度を取っても何も得する事はありません。
出入管理をしていると人の態度が良く分かる
警備員の様な底辺の仕事をしていると、警備員を下に見ているような態度をしている人に気づく事があります。
別に卑屈になっているわけではありませんが、警備員の仕事を始めるようになって、警備員をそんな目で見ている人がいる事に気が付く様になりました。
特に出入管理をしている時に受付に見えたお客様の対応をする時に、色々なタイプの人を見て来て気が付く様になったのです。
職業に貴賎なし
と以前もお話した事がありますが、やはり現代においてもそういった職業に対する差別意識はあると思います。
言葉には出さなくても、他の人と比べた時に何となく気が付きますね。
腰の低い方やフレンドリーな方・・たとえ表面上だけだったとしても受けた方は悪い気はしません。
仮にいくら心に差別意識があったとしても、態度に出しては相手を不快にさせるだけですからね。
自分は他の職業の人に対してどうか
こういった人物を見る度に、自分が他人に対してはどうなのか・・という事を考えさせられます。
例えばコンビニを利用した時に、店員さんに偉そうな態度を取っていないか。
車を運転している時に、前を走っている運転が未熟な人に対してあおったりしていないか・・
など、もしかしたら気づかないうちに自分も相手を不快にさせているかもしれません。
そういった相手を気遣う気持ちを気にしながら仕事をすれば、誰も嫌な思いをしなくて済みますね。