今勤務している現場では仕出し弁当を頼んでいるのですが、最近値上げをする事となりました。と言っても数十円の値上げです。稼げない警備員と言ってもお弁当の代金が払えなくなるほどではありません。しかし、周りには食堂やコンビニなどもあり、仕出し弁当のメニューなどと比較すると悩むレベルでもあるのです。
仕出し弁当はボリュームに欠ける
施設警備員として勤務している現場で、仕出し弁当を頼んでいました。
お弁当を警備室まで配達してくれるので、こちらが出向く事なく待っていれば良いだけです。
他の勤務して来た現場でも、食堂やコンビニ、又は施設内の食品売り場など、食事をする時の選択はそれこそ無数にありましたが、それでも仕出し弁当を選択してきました。
やはり一番の魅力は「食事が警備室まで届けられる」これに尽きると思います。
ずっとそう思ってお弁当を頼んできましたが、最近その仕出し弁当が値上げする事となったのです。
まあ、値上げと言っても数十円上がるだけで、稼ぎの少ない警備員でもまだまだ払える金額です。
しかし、その値上げという出来事をきっかけに、少々仕出し弁当そのものについて考えました。
食堂やコンビニなどと比較する
確かに仕出し弁当は何よりも安いのですが、どうしてもボリュームに欠けます。
ボリュームで比較したら、ご飯が無料で大盛りになる食堂の方が魅力的ですし、毎日自分の空くなものをチョイスできるコンビニにも敵いません。
経済的な事を考えたら自宅からお弁当を持ってくるのが一番です。
そんな仕出し弁当が値上げしてしまうと他とは一歩有利だった点がマイナスになってしまうのです。
食堂よりもコンビニよりも安かった仕出し弁当が値上げする事で、食堂やコンビニと余り変わらない値段になってしまったら、唯一残されたのは
「警備室に食事が届けられる」
これだけになってしまいます。
食事の時に外に出なくても良い、という利点が金額によって利点を感じなくなるほど高額になった時、仕出し弁当はもう頼まなくなるかもしれないという事です。
外に出なくて良かった、という思いよりも
「これだけ金額が上がるのなら、食堂でもいいや」
となってしまうかもしれません。
これは他人にはどうでも良い様な問題ですが、当事者たちにとっては大きな問題です。
中には、仕出し弁当を止めて自宅から持参する人も出ています。
それほど、大した金額では無いのですが、選択を悩むギリギリの所でもあるという訳です。
食べる事は警備員の楽しみの一つ
警備員は仕事をしていて、食事というものを楽しみにしている人も多いという印象を受けます。
警備室にあるお弁当のメニュー表を見て、みんなくだらない話を毎日しているほどです。
個人的には、仕出し弁当のメニューを見たところで、どうせ頼むのは間違いないのに、なぜあんなにワイワイできるのだろう、と思っています。
そう、ちょうど小学生が給食の献立表を見て楽しそうに話をしている、という状態と同じかもしれません。
いい年したおっさんたちが、弁当の献立を見て盛り上がる
まあ、本人たちがそれだ楽しいのであれば別に良いのですがね。
それほど、食べるという事を楽しみにしている、という事なのでしょうかね。
今回のお弁当の値上げは、別にこの弁当の会社だけの問題ではありません。
今現在材料費が高騰している、という全国的な問題です。
今はまだお弁当会社の値上げだけ問題になっていますが、実際コンビニでも少し前と比較すると様々なものがすでに値上げしています。
そしてそのうち、食堂の値段も上がるのは間違いないでしょう。
にもかかわらず全く上がる気配が無いのは、警備会社の給料だけです。