今まで同じ職場にいた警備員で必ず一人はいたであろう、制帽を正しく被れない者。私が直接注意した事もありますが、そういう者は別の日になるとまただらしのない被り方をしてます。その被り方は「おデコ」が見えている状態です。本人はどのように思っているのか分かりませんが、個人的には「バカっぽく」見えると思うのですが、他の方はどう感じますか。
現場に必ずいる制帽を正しく被らない者
どこの現場にもいる、制帽を正しく被らない警備員。
その被り方にも入りいろなパターンがあると思いますが、今回紹介する被り方は
「おデコが見える制帽の被り方」
です。
よくテレビなどで俳優さんが、警察官に扮して制服を着る時、顔が良く見える様にする演出なのか、おデコをが見える状態で被ったりしているのを見た事があります。
この様な被り方を見ていると「それでいいのか」という印象を持ってしまい、実際の業務でも同じような被り方をしてしまうのでしょうか。
私の周りにいた、おデコを出した状態で制帽を被る警備員は、見る度に毎回おデコを出さない様に指摘をして正していましたが、彼の場合は何度も帽子を被り直す癖があり、その度に制帽を深く被るのが面倒なのか、いつもおデコが見えてしまう程浅く被っていたのです。
確かに制帽を深く被る、という事が嫌だという気持ちは分からなくもありません。
頭は汗で蒸れるし、頭が抑えつけられている感じは不快であると私も思います。
ですが、仕事である以上は仕方がないと正しい被り方をしているのです。
それに反して、毎回指摘されるような被り方を直さない警備員は、仕事に対する意欲が低いヤツだ、と受け止められても仕方がないのではないでしょうか。
制帽の被り方を指導している機会は意外と無い
制帽の被り方で思った事に、警備会社であまり細かく指導している所を見た事が無い、と感じました。
新任研修の時に1度は説明をするのかもしれませんが、それ以降現任研修時などで、制帽の被り方の指導をする場面は殆ど無かったように思えます。
それもそうですよね、一度研修時に指導しているのでまさか現場に入って仕事をするようになってから、制帽の被り方がおかしくなるなんて、警備会社側も思っても居ないでしょう。
しかし、実際は現場に入ってからおかしな被り方になる警備員が殆どだと思うのです。
忙しい現場でもヒマな現場でも、日頃身だしなみについて毎朝チェックする現場は少ないと思います。
朝礼などをしない様な現場もある中、個人個人の身だしなみはある意味ほったらかしです。
個人個人が「制服を正しく着こなす」という意識を持っていない限り、みんな好き勝手な格好になるのは、むしろ自然な事だと思います。
私のいた警備会社でも現場では朝礼などは無く、一人一人の服装に関して指摘をする機会も無かったので、明らかにおかしな格好で周りと比べて目立つようになるまでは誰も注意をしません。
それでも制帽の被り方が、毎回明らかに他の隊員さんと比べておかしい、という声が出て来る様になったので、注意をする様になったまでです。
そんなある現任教育に参加した当時、ある講師の人が警備員の制帽の被り方について細かく指導している場面がありました。
その方は現場で一緒に仕事もした事があり、その時に「制帽の被り方」について相談した事もあったのです。
その時の事を覚えていていてくれたのかは分かりませんが、現任研修で大勢のいる前で、正しい制帽の被り方を丁寧に指導して頂いてくれていたのを覚えています。
でもね・・
その現任研修の席には、私の現場で制帽を正しく被れない警備員はいませんでしたがね。
彼こそこの話を聞くべきなのに・・。
身だしなみに関していい加減な警備員ほど多い
制帽に限らず、制服を正しく着こなせていない警備員は大勢いると思います。
私と一緒の現場で仕事をしている警備員でも何名かいるという事は、全国単位で探したら、それはものすごい数いるのでしょうね。
警備員の仕事をするような人が皆、キレイ好きで、身だしなみに気を使える人ばかりではありません。
むしろ
・キレイかどうかなんて気にしない
・服装に無頓着
こんな人の方が多いのかもしれません。
そんないい加減な人だからこそ、制帽に関しても「正しく被る」という意識が低いのだと思います。
個人がプライベートの時に着る服装が、どんなダサいファッションの服装だろうと構いません。
しかし、仕事上で身に付ける制服はみな同じ着こなし方をしなければならないのです。
制服が正しく着こなせない人の多くは、この
「統一された格好にしなかればならない」
という意識が無いのだと思います。
一人でも違う格好をしていたら「悪い意味で目立つ」
良い意味で目立つのならマシですが、悪い意味で目立つのは自分の立場をも悪くするだけです。
同僚の隊員さん達にも迷惑をかけている、という事を改めて自覚して正しい制服の身に付け方をして欲しいと思います。