前回巡回時に換気扇が回っている箇所をどうするか悩んでいましたが、夕べ巡回した時、その数がさらに増えていました。何の連絡も受けていないので、果たして切っていいものかどうかわからずとりあえず切ってきました。こういった事は警備員にも施錠の可否を通達してくれないとどうしたら良いか分からないのでちゃんと教えて欲しいですね。
警備員は火気点検の巡回をしている
以前にも感染症対策の一環で窓を開けて換気しよう・・
という事で窓を開けていたようですが、誰も居ない時間帯の夜中にまでずっと窓を開けておく必要があるのか疑問でした。
まあ、防犯面から言うと間違いなく夜の時間は施錠するべきなのでしょうが、従業員の方によっては
「なぜ勝手に窓を閉めたっ!?(怒」
とお叱りを受けるような事も有ったので、警備業務としては間違っていない行動をとがめられる事も有り、一概に施錠する事が正しいとは限らないんですよ。
こういったローカルルールは施設警備業務としては普通にあるので注意が必要ですね。
施設警備員は細密巡回時に火気点検や扉や窓の施錠を確認し、防火防犯に勤めるのがお仕事ですが、その前にローカルルールがある事も確認しておくことが重要です。
換気扇はチェック項目の一つ
施設警備員が夜中に細密巡回をしていて火気点検をする他に、扉や窓の施錠を確認そしてこの現場では換気扇の確認もしています。
各部屋全てでは無いですが、換気扇が付いています。
給湯室などでは給湯器があり、その空間内で不完全燃焼をしガスが滞留しない様に換気扇が備え付けられていたりします
警備員が細密巡回中に部屋を確認した時、その部屋に換気扇がある場合は電源がOFFになっている事も見るのです。
あ、これは現場ごとでルールが違うのでご自分の現場でも電源が付いているからと言って勝手に切らないようにしましょう。
必ず現場の責任者に確認してからです。
あくまでローカルルールですよ。
で、その換気扇ですが最近付けっ放しになっている部屋がさらに増えたんです。
部屋によっては給湯器の様なものが無い空間でも換気扇はあります。
ガス漏れの心配の無いような部屋でも換気扇が付いていた時、警備員はどうしたら良いのでしょうか。
そうなんです、こういった時の為にあらかじめクライアントと打ち合わせをしておくのです。
感染症対策の一環として換気をするならば
・窓はいつ閉めるのか、警備員が閉めても良いのか
・換気扇はガス漏れの心配の無い部屋は警備員がOFFにしても良いのか
などです。
これが早い段階で出来ていれば、警備員はみな同じように巡回して同じ様な行動がとれるのです。
隊全体に指示が出せない
以前クライアントにこの件について、私が問い合わせました。
そうしないと困るのは我々ですからね。
しかしクライアントから来た回答は・・
「ん~、各部屋によって内容を統一するのは難しいかなぁ・・」
でした。
いや、そこを統一してもらわないと巡回へ行った時に見逃す警備員や、閉めてはいけない窓をしめてしまいますよ?
どうにもどこの現場でもそうですが、警備員の要望とクライアント側の理解が乖離していると感じる事が多々あります。
警備員はクライアントが指示すればそのように動きます。
しかしクライアント側の意見が纏まっていないと警備員は身動きが取れず、結果警備員が勝手な行動をするか、何もしなくて後で「なぜ何もしなかった・・?」となってしまうのです。
我々警備員はクライアントから依頼を受けて仕事をしています。
その警備員がクライアントから明確な指示を貰えなければ何も行動出来ません。
勝手な行動をすれば契約違反にもなり得るので、ここで言うのもなんですがもう少しズバッとした指示が欲しいんですよね・・。