警備員の待機時間は何をしていても良い時間だがその時間に寝るという選択も特に間違っていない

当直勤務の時は待機時間という時間が結構あります。その時間は休憩時間の様な物なので、何をしていても良いのですが、私が知り合ってきた警備員さんの多くは、仮眠室で昼寝をしていました。当直勤務は仮眠時間がありますが、とても短いので待機時間に少しでも寝ておくという事は、翌朝まで体力を持たせるという点においては良い選択でもあるのです。

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待機時間に30分でも寝る

施設警備の当直勤務は仮眠時間があります。

現場によって与えられている仮眠時間はバラバラです。

 

過去に勤務した現場の仮眠時間は4時間の所があれば、6時間の所もありました。

警備会社の実働時間によって仮眠時間が変わる事が多く、実働時間が短い所は仮眠時間も長くなります。

 

実働時間を短くしようとした時、仮眠時間を勤務時間外にしてしまえば、その分仮眠時間が長くなるというカラクリです。

その分、1日の当直勤務の給料も少なくなるかもしれませんが、長期間仕事をしようとする時、仮眠時間が長い方が仕事も長く続けられると実感しています。

 

そんな仮眠時間ですが、大抵の施設では4時間くらいだと思われます。

人が1日で睡眠をとる時、4時間というのは少ないのではないでしょうか。

1日〇時間が理想、などとよく議論されていますが4時間というのは少ないと思います。

 

1日ハードな仕事をしたうえで4時間しか寝られないとなると、いつか体を壊してしまうかもしれません。

少しでも長く警備の仕事を続けたいのであれば、それなりに睡眠時間を取るべきだと思います。

 

しかし当直勤務で4時間しか寝られない時、どうすればよいのかというと

 

「待機時間に寝る」

 

これに尽きます。

当直勤務は24時間の勤務のうちの数時間は待機時間があります。

その待機時間の時に30分でも良いので寝ましょう、という事なのです。

 

24時間勤務で通しで長時間寝る事は出来ませんが、何度かある待機時間に少しずつでも良いので仮眠を取るようにすると、当直勤務で4時間の仮眠時間プラスで睡眠をとる事が可能になるのです。

寝る間を惜しんで遊ぶ人も

少しでの睡眠時間を取ろうとする時、待機時間に少しでも良いので寝る、という事はわかりました。

これをうまく活用できれば、当直勤務でも翌朝そこまでフラフラになる事なく下番できると思います。

 

しかし、中には睡眠時間をそこまで取らなくても大丈夫だという警備員さんもいました。

仮眠時間が4時間しかないのに、昼間の待機時間に少しも寝る事をせず、買い物へ出かけたり、ゲームをしたりと仮眠時間以外一睡もしませんでした。

まあ、これが普通であるのかもしれませんが、ハードな仕事を何年も続けるのであれば、待機時間に少しでも寝ておかないといつか体を壊しそうで心配ですね。

 

私も30代の頃は、仮眠時間でさえ惜しんでモンハンをしていた位ですから、比較的若い警備員さんは、昼間の待機時間に寝るなんてもったいない、という思考なのだと思います。

肝心の仮眠時間に寝られなくなる

いくら仮眠時間が短いからと言って、昼間の待機時間に数時間昼寝をしてしまうと、今度は逆に仮眠時間の時に寝られ無くなる警備員さんもいました。

元々、普段から眠そうにしていたとある警備員さんは、昼間の待機時間の時でも誰に言われるでもなく昼寝をしていました。

 

当直勤務の仮眠時間が少ないから、昼間の待機時間に睡眠時間を稼ぐ、といった感じではなく

 

「いつでも眠そうにしているタイプの人で、ヒマさえあれば寝てしまう」

 

といった感じの人でした。

そんな人なので、決まって待機時間の利用の仕方は「昼寝」です。

まあ、自分の好きに使える時間なので別に昼寝をするのは自由ですが、肝心の仮眠時間になると

 

「寝れない」と言って仮眠室から出てくるのです。

いや、昼間にあれだけ寝れば夜寝れないのは当然だよね、という有様です。

夜に寝られなくなるほど昼間に寝てしまうのであれば、待機時間に寝るのを止めれば良いのに、いつでも眠い、という体質なのか昼間の待機時間にやる事が無くて、つい寝てしまうようです。

 

待機時間に何か寝る事以外で集中出来る事を見つければ良いのに、そういう人に限って眠れない夜中の仮眠時間にゲーム読書などをしているのです。

こういう人を見ると、自分で生活リズムをうまく調整できない人なんだなと思いました。

昼間に寝すぎてしまって夜に寝られない、という警備員さんは意外と多かったです。

 

仮眠も仕事の内、でもあるので昼間の待機時間で多少寝る分には問題ありませんが、仮眠時間に支障が出るほど昼寝をするのは、自己管理という面でももう少し自分自身を律して欲しいですね。

 

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