今日珍しく出入管理中に親子の来客があった時の話です。母親が受付で記入をしている時にその子供の女の子が警備室のプレートを見て「ケイ、サツ・・?」とまだ読めない漢字を読んでいました。見た感じ小学校の中学年位でしょうか、まだ警備の”備”の字が読めない様でとてもほっこりした感じになりました。
子供にとっては警備か警察か見た目では理解出来ていない
今日改めて感じた事は
小さい子供は警察か警備員かをしっかり区別出来ていない事です。
これは商業施設で勤務していた時から経験していた事なので分かってはいた事ですが、ここの現場でも同じような体験をしたので懐かしい感じがしました。
受付をしている時に、子供が警備室のプレートを読んでいた時に、漢字をうまく読めない事にもほっこりしたのですが、さらに明らかに警察官とは違う制服なのに警備員か警察は判断出来ていない事にもほっこりしました。
「これはね警備、と読むんだよ」
と教えて、まだこの漢字を習っていなんだねという会話をしました。
今日は週末なので何もない平和な1日でまったりしていましたが、この件で更に優しい気持ちになれた気がしました。
小さい子供でも警備員が警察官でない事が分かるような年頃になると、からかわれる様な態度を取られることもありますが、この子はこのまま大きくなって欲しいな、と思いました。
好奇心旺盛な女の子
受付をしている最中に女の子の視線が私の左手の薬指に
「ねぇねぇ、左手に結婚指輪があるよ・・」
と母親にこっそり教えている様子・・
私にもしっかり聞こえてますがな。
ん、見た目よりも若く見られて指輪がある事に驚いていたのか、警備員なのに結婚している・・という見られ方をしたのかは分かりません。
なんか珍しいものを見た、というような反応であったのは確かです。
「うんそうだよ、結婚指輪だよ・・」
なぜか動揺したような反応をした私、なぜ動揺したかは分かりません。
このやり取りの間台帳に記入している母親は終始無言・・なんか言ってくれ~
子供は待っている間する事もないので周りを観察していたのでしょうが、子供によっては知らない人には人見知りをするような子もいる中、この子は好奇心があって積極的に聞く、話す、様な子供なんでしょうね。
こういった子供は将来大人になるにつれてどんな人物に育っていくのでしょうか。
ここの現場では子供の相手をする事が少ない
ここの施設では余り子供の来客が無いので、受付の場所で子供の相手をする事がありません。
他の隊員も子供がいない人もいます。
子供の気持ちになって対応できない隊員もいるかもしれません。
まあ、子供がいてもうまく対話出来ないような人もいる世の中なのでいるいないは関係ないかもしれませんね。
施設警備員は現場によっては子供の対応をする機会の多い所もあります。
そんな時に日頃からどのように接したら良いか心構えだけでもしておかないと、いざその時になったら戸惑ってしまうかもしれません。
子供も大人と同じように接する事が大切だと思います。