警備員の仕事をしていると、1日いくらで仕事をしているのだろう、と仲間の警備員さんと話をする事があります。今所属している会社の時給を上げる事はほぼ不可能です。配属している現場では1日〇〇円と固定されているので、時給が上がるという感覚は無いのです。
自分の現場の時給を知る
殆どの警備員の方は、自分の勤務する現場の給料は
「1日〇〇円」という計算になっているのでしょうか。
それを1か月に〇日勤務したから、日数×〇〇円といった具合ですかね。
この支払方は警備会社によって違うので、中には1月分の基本給として月給計算の所もある事でしょう。
私が以前勤務していた警備会社では、基本給ありきの月給制でしたので、1日働いたからいくら、という計算ではありませんでした。
それが今の警備会社では、1日〇〇円という支払なので勤務に入った分だけ貰えるという仕組みになっています。
これは稼ぎたい人にとっては良い仕組みなのかもしれませんが、それ以外に付く手当などは全く無いので、日数を稼げないとものすごく手取りが減ってしまいます。
そして1日〇〇円という金額だけなので、1時間当たりの金額も計算しやすいです。
明らかに警備員がアルバイトと同じだと思い知らされる瞬間です。
ちなみに警備員の仕事をしていて、1時間当たりの金額はいくらなら働きたいと思いますか、今の現場では1時間に1,300円有るか無いかくらいです。
これが高いと感じますか、安いと感じますか。
給料は上げて貰えない
警備員の仕事は時給で支払いはされていません。
「1日24時間勤務で〇〇円」
という表現になっています。
この金額は当直金を1回すると貰える金額となっているので、時給〇円増えたから1日に貰える金額が上がった、という事はありません。
ずっと1日〇〇円なのです。そう昇給は無いのです。
警備会社によっては時給計算で、年数によってもしくは資格取得により昇給、という制度があるかもしれません。
しかし、私の所属している警備会社では昇給はありません。
これは契約しているクライアントと年間契約で警備会社へ支払っている金額が決まっているので、契約更新時に現場の警備員の昇給を踏まえて契約金を増額しないと警備員に昇給する事は不可能です。
そして、現場の警備員に昇給させるほど警備会社は警備員を重要視していません。
代わりはいくらでもいる。
人手不足とはいえ、昇給させるくらいなら人手不足の方を選択するのです。
もし、現場で働いている警備員を大切にし、毎年昇給のある警備会社があるのならすぐにでも移籍したいですね。
他所の警備会社の時給が気になる
警備の求人を見ていると、ほとんどの警備会社は1日当たりの給料を提示しています。
分かりやすく時給での表現も載せていますが、基本的には「1日〇円」となっています。
1日、いわゆる当直勤務ですがこの24時間の内、実働時間に多少の違いはあります。
会社によって16時間勤務の所もあれば、14時間勤務の所もありこの差も意外と大きいですね。
先日もお話ししましたが、待機時間や家紋時間が多いと体に対する負担がだいぶ減り、多少ハードな現場でもしっかり仮眠できれば乗り越えられるのです。
これらを考慮しつつ、1日当たりの給料を比べ、自分の希望する所を探すやり方もあります。
金額だけで会社を選択すると、酷い目にあうので十分注意が必要です。
他所の警備会社の24時間勤務での支払金額を見る時、実働時間と1日当たりの金額を計算して時給を出して初めて「当たりかハズレか」を見極めます。
私は少なくとも、今までの警備会社を選んだ際こういった事を一切せずに入社しました。
今の現場は仕事量も少なく、楽な現場な方だと思います。
金額で選ばずに仕事内容で選んだ結果ですが、運が良かったと思います。
今では違う現場の配属になっており、入社時に配属した現場ではありませんが、ここも楽な方の現場で働かせていただいているので、会社には感謝ですね。
警備員の仕事を選ぶとき、いくら貰えるのか、時給換算するとどうなのか、という事を計算しないと、入社した後で後悔しないよう気を付けたいですね。