現場に新人の警備員さんが来ると、現場に居る隊員に研修として一緒に入ってもらっています。今この現場では、「安心して任せられる」隊員と「不安で任せられない」隊員がはっきり分かれていて、どちらも本人には言ってませんが新人研修の時に任せる隊員が決まっています。
なぜその隊員には任せられないのか
隊長は日頃から隊員たちの勤務の様子を見ています。
出入管理の対応の仕方や巡回の報告書の書き方、事案があった時の対応や異常時の処理の仕方など・・
この警備員になら新人が来た時に指導役を頼んでも大丈夫だ、と。
現場に10人以上も人間がいるとやはりいろいろなタイプの人間がいて、
真面目な人やサボり癖のある人、ちょっとでも楽をしようとする人間など様々です。
変な隊員に頼むと新人さんにとってはその指導役の人がその現場の基準になってしまうので、いい加減な警備員が出来上がってしまいます。
そのダメな隊員にはその気が無くても、結果ダメな警備員が量産されてしまうのでそれでは困りますよね。
スケジュール調整も必要
その為に隊長は日頃から安心して任せられる隊員を観察して、いざ新人さんが来る時にその日に合わせて勤務にいれます。
新人さんもせっかく頑張ってそこの現場で一生懸命やろうとしているので、しっかりした人に教えてもらいたいでしょうしね。
今この現場には任せられる隊員とそうでない隊員丁度半々くらいになっています。
なので、どのタイミングで新人さんが来てもその半分の任せられる人当たるようにうまく出来ています。
しかし、極まれにその日の当直勤務が全員任せられない様な日も中にはあり、そういった日はスケジュールを調整して新人さんをお休みにするようにしています。
出来る隊員さんには本当に感謝です
任せられる隊員さんは確かに頼もしいのですが、通常の業務をこなしながら新人指導をするので大変だと思います。
会社が許すなら新人指導料として特別手当を出してあげて欲しい位です。
いつも新人さんの面倒を見ていただいて本当に頭の下がる思いです。