今年のお正月も暇な現場でまったり出入管理です。商業施設で元旦に館内を走り抜けていくお客様に「走らないで下さい」と不毛な声掛けをしなくなり、今では誰も来ない受付場で静かに過ごしています。暇な現場経験の方が警備員として長く勤務していても、あの当時の忙しさは今でも覚えています。
ヒマな現場でお正月を過ごす
今年もお正月は暇な現場で、出入管理の受付場です。
警備員さんによってはお正月は自宅でのんびりしたい、という人も居れば、同性自宅にいてもヒマなので、おなじヒマなら稼ぎたい。
という色々な思いの人がいるので、そのバランスさえ上手くとれていれば、勤務表に穴が開く事は有りません。
この休みたい人と、稼ぎたい人のバランスが取れないと、勤務表に穴が開き、誰かに無理を言って仕事に入ってもらわなければならなくなるのです。
今の所、ここの現場ではこのバランスが上手くとれているので、勤務表を作るのにそこまで苦労していません。
そんな勤務表では私も仕事か休みか、どちらでも良い派、なのでどうせならお正月も無理なく仕事を入れています。
ですが、それも今の様なヒマな現場だから出来ている事で、もしめちゃ忙しい現場だったら「休みたい」という隊員さんの方が多かったかもしれませんね。
しかし、ここは暇な現場
誰も来ない受付場でまったりと出入管理をしています。
いくらヒマでも居眠りはNGである
そんな暇な現場だ困った事が一つ、それは
「暇すぎて居眠りしそうになる」
事です。
殆ど人が来ないので、ボーっとしてしまう事があり、その時間が続くとつい居眠りしそうになるのです。
いくら人が来ないからとはいえ、極まれに従業員も出入管理の受付場前を通る事があります。
そんな時に、受付場で警備員が居眠りをしていたら、警備会社にクレームが入る事は間違いありません。
人が来なくても、全くゼロではありませんし業務中の居眠りは警備員でなくてもどこの会社でもNGな行為です。
クライアントからお仕事をいただいている身で、業務中にクライアントに居眠りをしている所を目撃されては「お金返せよ」と言われてもおかしくありません。
現場で働く警備員のミスは、警備会社のミスとなります。
会社の代表である、という自覚を持って仕事に臨みましょう。
ある意味窓際社員ってこんな感じなのか
ヒマな現場で、出入管理の仕事をしていてよく思う事があるのですが、人が殆ど来ない様な受付場で、特に何もする事が無くじっと座っているだけの状態って
「窓際に追いやられた社員」
ってこんな感じなのかな、と思ったりします。
施設警備員が暇な現場で、出入管理をしているのは別に窓際に追いやられたわけではありませんが、企業で窓際に追いやられる人の気持ちが少しわかったような気がして、寂しい気持ちになる時があります。
ただし、警備員として仕事をしている限り、人が余っている訳ではないので、そんな部署なんてありませんけどね。
どんなにポンコツ警備員でも、使うしかない、という状況なので現場の隊員さん達から疎ましく思われても立派なコマとして働かされます。
警備業界には窓際ポストは無い
万年人手不足な警備業界は、どれだけダメ警備員でも仕事はあるのです。