内向的な警備員は誰とも気さくに会話をする事も無くボッチな状態になるそれは高齢の警備員でも同じである

警備員さんの中には毎日顔を合わせて仕事をしているのに、同僚の誰とも会話をしない人もいます。もしかしたら、同僚の全員がキライなのか、人とどうやってコミュニケーションを取ったらよいのか分からないのか、人と馴れ馴れしくするのが苦手なのか分かりません。これは年齢関係なく、人生経験豊富なはずの高齢の警備員さんでも内向的な人はいるのです。

スポンサーリンク

独り孤独な警備員さんの存在

今まで勤務してきた現場で、内向的な警備員さんというのは珍しいわけでもなく普通にいました。

最低限の業務的な言葉は交わすものの、それ以外の雑談などは一切誰とも話さない様な人です。

 

別にある特定の警備員さんが嫌いだから会話をしない、という訳ではなく同僚の警備員の誰とも会話が無いのです。

稀に私や他の隊員さんが、会話を投げても「はい」「いいえ」程度のその後のコミュニケーションに繋がらない返事しか返ってこず、そのうちだれも話しかけなくなり、一人孤立してしまうという状況です。

 

この様な警備員さんは今までの現場でも、また警備業以外の会社でもどこにでもいると思います。

人間誰とでも仲良くなれるわけでは無いですし、人と話をするのが煩わしい、と思っている人もいると思うので、別に無理に話をする必要もありません。

孤立していると周りも気を遣う

しかし、同じ職場で仕事をする以上、その人が周りの人と話をしたくないと思っていても、逆に話を一切しない事で気を遣う人もいます。

 

もしかしたら自分たちが、会話の輪の中に入れない様にしているのでは、と思う人もいます。

警備員として一緒に勤務をしていて、普段から会話をしていないと連携を取る時に不便な事もあるでしょう。

 

その人がどんな人か分からないので、業務の話をする時でもどの様な話し方をしたら良いのか分かりません。

初めて会った人と、いきなり緊急事案の対応を協力しておこなえ、といわれている様なものです。

 

これは経験者ならお分かりかと思いますが、緊急時にある程度見知った者同士で無いと、いわゆる「阿吽の呼吸」が取れません。

これでは円滑で満足の行く対応が出来ない場合もあるのです。

 

同僚と、最低限のコミュニケーションは必要。

警備員の仕事は「仕事さえこなせられれば同僚と不必要な会話は必要ない」とは言い切れないのです。

協力して働く現場には不向き

施設警備員の様に、同僚の警備員と連携して仕事をする、というのは非常に重要です。

特に人命のかかっている緊急対応の時などは失敗は許されません。

 

そんな時に、日ごろから会話も無ければお互いをよく知らない様な同僚と上手く連携が取れるはずもありません。

また、日ごろから同僚以外でも、クライアントの従業員などとも最低限のコミュニケーションがなければ

 

「あの警備員さんいつも無愛想で怖い」

 

なんて言われてしまう場合も実際にありました。

そう、会話が無ければ相手がどんな人か分からないので「怖い」という印象を与えてしまうのです。

 

警備員はある程度の威厳は必要です。

しかし、それは会話を一切しない無愛想とは違うのです。

今現場にいる会話の一切ない高齢の警備員さんが「威厳」を見せる為に誰とも会話をしないという訳では無いと思います。

 

恐らく、性格が内向的なのか、人と関わりたくないと思っている様な印象です。

しかし、施設警備員として勤務する以上、最低限相手の事を把握しておかないと、いざという時に連携が取れず、業務に支障が出るかもしれません。

 

そういう意味では、人と会話をするのを普段から極力避けている様な人は、施設警備員のような集団で協力する仕事は向いていないかもしれませんね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク