通路を邪魔する廃棄用の家具たち

巡回時に通路を歩いている時、廊下の隅・・といっても廊下の片側半分を占領する廃棄用の家具が鎮座していました。しばらく前から置いてあり、廃棄予定日の貼り紙も張り出されているので、違反ではありません。しかし、警備員が夜間に巡回するには非常に邪魔なんです。

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通路に置かれた荷物は基本的に禁止である

警備員が巡回する時、通路にある見慣れない物がある場合注意が必要です。

しかし、今回置いてあった家具は以前から許可の出ているものであり、不審物という物ではありません。

警備員が巡回する時に、見慣れない物が置いてある時は確認が必要という事になっていますが、他の隊員さんも不審物ではないという認識でいるので毎日何事もなく素通りしています。

この家具ですが、机やいすなどが大量にあるので長い距離の通路が占領されています。

通常、許可の無い荷物を廊下に長期間置いておく事は違反です。

災害時などに避難路をつぶす事にもなるので、許可の無いものは警備員も確認する必要がありますね。

まあ、この現場で実際違反のある物を警備員が違反処理した事はありませんが・・。

とりあえず、通路に荷物が置いてあって警備員が関係してくるといえば巡回時に躓くかもしれない、という事ですね。

センサーライトが無かったら警備員が怪我をする事も

この施設は警備員が巡回で歩くような場所の大半がセンサーライトがあります。

中にはセンサーライトの無いエリアもありますが「ほとんどの場所に有る」と言って良いでしょう。

そんな明かりが煌々とついている様な通路に、大きな机やいすなどの家具が置いてあっても、まずぶつかってケガをするような事は無いでしょう。

しかしこれがセンサーライトの無い真っ暗な場所であったら話は別です。

一応警備員は懐中電灯を持って巡回に出ているので、センサーライトの無いエリアでも足下を照らして歩くことは出来ます。

その為、通路に家具がたくさん並んでいてなおかつセンサーライトが無くても問題なさそうですが実際はそうではありません。

通路の電気と懐中電灯の照らす光量は大きな違いがあり、物がたくさん置いてあるような場所を懐中電灯だけの光では安心できません。

物の量にもよりますが、今この現場にある家具の量だともしかしたら怪我をする隊員さんが出てしまうかもしれないのです。

幸いセンサーライトのあるエリアの家具なので良いですが、もし真っ暗なエリアであったら、クライアントに報告しなければいけないかもしれません。

余りにも酷い場合はクライアントに報告を

通路に物を置く許可が出ていれば、決められた期間中は通路に物を置けます。

しかしあまりにも通路からはみ出している場合や、歩行者に影響が出そうなときは報告をしなければいけませんね。

以前いた商業施設では後方通路に荷物がたくさん出ていて、それはひどい有様でした。

警備員も巡回時に写真を撮り、クライアントに報告する事が何度あったか・・。

それを考えると今の現場ではそういった問題もほとんどなく、ちゃんと規則が守られています。

警備員としてはちゃんと規則を守ってくれる従業員のいる現場は本当にありがたいですね。

 

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