施設警備員は昼間と夜間の巡回がありますが夜の巡回は昼間と全く異なると言って良いでしょう。確かに昼間の巡回は業務内容の課題も異なりますが、それ以上に自分自身の身を案じた巡回となります。夜間は見慣れた建物内でも死角になる場所も増え、万が一不審者と対峙しないとも限りません。その為、歩く時の動作やペースなど様々な点で異なる点が出てきます。
夜間の巡回は危険だらけ
キツイ現場でもヒマな現場でも巡回をする時はみな同じです。
見るべきものや注意する点は、建物の広さや忙しさに関係なく同じ様な業務行動になります。
しかし、昼間の巡回と夜の巡回では動きは全く異なるのです。
夜間の巡回は主に戸締りや火気点検など、防火防犯に関した業務がメインとなります。
そして夜間という事は多くの場合は建物内の電気が消えている事が多く、巡回時は懐中電灯の明かりを頼りに見回る事になるのです。
実際に真っ暗な建物内を懐中電灯の明かり一つで歩くと分かりますが、視界がとても狭くなります。
明かり以外の部分は真っ暗なので、万が一脇から人が出てきても気付くのに遅れるかもしれないのです。
不審者とばったり遭遇
施設警備員が業務中、一番危険な場面と言ったら夜間巡回中になると思います。
視界の狭い通路を懐中電灯で歩くと、それ以外の範囲は見えないに等しいのです。
そんな時に通路の陰から人が出てきても、昼間と違い直ぐには気付かない可能性大です。
過去にも、真っ暗なトイレ内を見回った時に懐中電灯の陰から人が出てきてビックリした事がありました。
結局それは夜間清掃の人がトイレを我慢できず、後方トイレに行かず店内の真っ暗なトイレにいた所を鉢合わせただけでした。
これが清掃員さんだったのでまだ良かったですが、もしこれが不審者だったら身を守る行動を取るのに一歩遅れていたと思います。
まず人が居たという事で声がでて驚き何もできません。
次に仮に不審者だと気付いて身を守る行動に移ろうとしても恐らく相手の行動に間に合わないと思います。
向こうは警備員が来ている、と身構えているであろうから来た瞬間には既に行動に移っているであろうからです。
よほど施設警備員として勤務していて、建物内で不審者と遭遇する、という事態には巡り合わないかと思いますが、だからと言って皆無ではありません。
夜間巡回の度に、もしかしたら・・・
という思いで見回っていないといざという時に対応できないので注意が必要です。
昼と夜の巡回の動きを使い分ける
施設警備員の現場が全て同じではありませんが、施設警備は昼間の巡回と夜間の巡回の有る現場があります。
この場合、昼間の巡回と夜間の巡回はやるべき業務が異なり、また実施する警備員自身が夜間の巡回は、いざという時に自分の身を守る行動が取れる様に警戒しておく必要があります。
普段の業務から「どうせ今夜も何も起こらないだろう」
という慢心が生まれやすいです。
毎日同じ順路、毎日異常のない業務
これらが何か月、何年と続くと今日も何も起こらないと決めつけてしまう警備員さんも少なくありません。
そんな警備員さんに限ってちょっとしたイレギュラーでも発生するとアタフタして何もできなかったりします。
常に警戒して毎回の巡回時に「いつもと違う変化が無いか」という意識を持って見回ると突発的な出来事にも冷静に対応出来たりするものです。
毎日何も異常が無い日が続くほど気が抜けやすい業務でもあるので、警戒を緩めず自分の身を守るという意識を気をして見回って欲しいですね。


