世の中は印鑑を押印する機会は減ったが警備業界では今までと何も変わっていない

印鑑を押すという書類は数年前からかなり減ったと思います。プライベートでも書類などを提出する際、印鑑の枠が消えている者も多くなりました。しかし、警備員の仕事上で必要な書類などの多くはほとんど消えていません。まあ、ゼロとは言いませんが今でも勤務中に印鑑持っていないと書類が完成しないのが良い例です。

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警備員と印鑑

警備員という仕事は仕事で書類を書く機会が多いです。

今までの職場で、1枚も書かなかった現場はありません。

 

もともと報告書というものを提出する必要があるので、毎日必ず書かなければならないのです。

そして、その書類を書いた際に

 

「印鑑」

 

を押す事になっています。

各警備員の氏名の横へ各人の印鑑の押印

報告書の記入欄の名前の横にも押印

また、鍵の授受簿などの確認のさいの押印など

 

様々な書類に印鑑が必要となるのです。

そしてこれは今現在でも毎日押印しています。

 

数年前に書類に押印する習慣を政府が無理やりな感じで止めさせましたが、印鑑を押す習慣が無くなった企業もあれば、警備業界の様にいまだに何一つ変わっていない所もあるのです。

警備員は今でも印鑑が無いと仕事にならない

警備員は配属先で仕事をする時、メモ帳印鑑必需品でした。

それは、令和の5年になっても変わっていません。

 

出入管理の受付簿には、警備員が確認用として押印する箇所はありますし、クライアントへ提出する報告書には何か所も印鑑を押す個所はあります。

これらの印鑑が必要な書類は現場側からクライアント警備会社の営業所などへ

 

「押印の必要のない書類に変更できませんか」

 

と提案しても、どこも面倒なのか中々許可がおりませんでした。

所詮、押印するのは現場の警備員で、書類を受け取る自分たちが押印するわけではないので、あまりその気になってもらえないのかもしれません。

その為、今でも新人警備員さんは仕事に就く時に「印鑑」を用意する必要があるのです。

 

世の中の色々な書類は押印が必要で無くなってきていますが、警備業界にもいつかは押印の必要のない時が来るのでしょうか。

警備業界は一番最後か

警備業界は数ある職業の中でも、そこまで大人気の仕事とは言えません。

とても、なりたい仕事ランキングにランクインする仕事ではないと思います。

 

そんな業界に世の中で決められた決まり事が警備業界にも波及するのは恐らく一番最後なのではないでしょうか。

世の中が賃上げして給料が上がる事になっても、有給休暇さえまともに取らせてもらえなかったのが是正されたりなど、警備業界にその波が来るのは最後の様な気がします。

 

今現在、報告書や出入管理などで使用している各書類などに押印されている書類に「印鑑」というものが一切押されなくなる日はやって来るのでしょうか。

 

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