今日は土曜日ですが、工事業者の方はお仕事です。大きな工事車両が入庫するために工事業者の方が自分で手配した交通誘導の警備員さんが外で車両の誘導をされていました。外は日中、35度以上にもなる炎天下のもと朝からずっとです。
ここ数日、朝立哨していて午前中9時になる前に30度を超える日が続きました。
日陰で立哨していても湿度と気温でふらっとしそうになるのを考えると、毎日路上で旗を振っている様な交通誘導の警備員さんのご苦労はそれは大変な事だと実感します。
今日は大型車両が入庫するという事で、業者の方が用意した警備員さんが見えました。
朝の9時から夕方の4時くらいまでずっと外で立っていました。
我々施設警備員はいつも通り警備室内で業務です。
巡回の時に外に出ることがありますが、ごく短い時間でみんなヒィヒィいって言っていますが今日来た警備員さんは長い時間ずっとなのでそれは大変だと思います。
お昼に休憩で1時間下がっていましたが、それ以外はずっと外でした。
2人見えていたのですが、お二人とも60歳代くらいの方です。
警備員として占める世代ではあの世代が一番多いのかもしれません。
ウチにいる60歳代の隊員はあの方たちの様に外でずっと立哨できるガッツのある人は居ないでしょう。
ウチの隊員が巡回時に世間話をして何台入るのか、何時までやるのか・・など聞いてもらいました。
台数は警備員側でも把握していないらしく、時間は業者側が声を掛けたら終了だそうです。
この記事を書いている時点で工事はすでに終わって警備員さんも帰っていましたが、暑い中本当にお疲れ様でした、という思いです。
こんなに辛い思いをして日給いくらなのかはわかりませんが、少なくとも1万円も頂いていないのではないでしょうか。
私の個人的な意見ですが、この様な環境下での仕事は倍くらいは貰っても良いと思います。
ただでさえ人手不足な業界の原因の一つに過酷な環境の現場に対する対価が支払われていないからだと思います。
もし今、警備業界の給料が1.5倍になれば人手不足は解消するのではないでしょうか。
こんな暑い日に通行するドライバーから罵倒されて安い給料では誰もやりたがりません。
この時期ですと花火大会なので警備の人間が大勢駆り出されたりしますが、安い金額で雇われたりするのは悲しい事ですね。
もっと正当な価格で警備員を雇って欲しいものです。