同じ職場で働く従業員は大抵似たような食事になると思います。昼も夜も同じ食堂がある様な職場では特に似る事でしょう。しかし、警備員の仕事をして来て長時間同じ部屋で仕事をしているのに、その多くの警備員さんの昼食や夕食が同じになる様な人はあまりいませんでした。みな自分の好きな物を食べているという事なのか、それとも何か他の理由があるのか、過去の食事メニューを比較してみました。
商業施設当時の私の1日の食事メニュー
商業施設へ勤務して待機中の私の食事は、かなり色々なメニューだったのを覚えています。
自宅から弁当を持参するパターンが一番多かったですが、その他にもコンビニや施設内の総菜屋で購入したり、フードコートで牛丼やハンバーガーなど様々でした。
そんな中で、1日のメニューとして多かったのはやはり自宅からの弁当の持参です。
これが経済的にも所要時間もダントツに良かったと思います。
自宅から弁当を持参していたのは何も私だけでなく、所帯持ちの隊員さんや節約重視型の独身の隊員さんも自分で作って持って来ていました。
私当時、弁当は家族に作ってもらっていたので、自分で弁当を作って持って来ている隊員さんは朝早く起きて準備しているのを想像して「頑張っているな」と感心したものです。
私の1日の食事のメニューは
・朝食は自宅でトースト1枚にコーヒー
・昼食は自宅から持参した弁当
・夕食も自宅から持参した弁当
・夕方や夜中にお店で購入したお菓子や、飲食店からの差し入れ
これが数年間の勤務で一番多いパターンだったと思います。
まず、昼食と夕食が持参した弁当の時点で私は1円も出していません。
厳密には稼ぎから食材を購入していますが、前日に自宅で出た食事の一部を弁当に回しているので、かなり節約は出来ていると思います。
私はよほど昼も夜も同じメニューでも平気でしたので、気にはなりませんでしたが、毎食違うものが食べたい、と思う人にはあまり向いていないメニューかもしれませんね。
更に間食もある程度していたので、持参した弁当がそこまで高カロリーで無かったとしても、間食のせいでプラスマイナスゼロな状態だった気がします。
いや、むしろ多少プラスだったかもしれませんね。
このパターンが多いというだけで、それ以外にも店内のお店で購入する事もあったので、一人の警備員でさえ、食事のパターンは定まっていないのがお分かりだと思います。
とある隊員さんの1日の食事メニュー
また、別の隊員さんの場合も私とは全く違う食事を摂っていました。
同じ職場でありながら、私の様に自宅から弁当を持参する事もなく、ひたすらコンビニで購入したものを食べていました。
彼は独身の警備員さんで、昼食や夕食を上番前にコンビニへ寄って購入した物を食べていました。
昼食と夕食の分なのでそれなりな量にはなるのですが、彼の場合はその量が普通の人とは違いました。
分かり易くいうと
「普通の人の2食分が彼にとっての1食分に相当する」
という事です。
参考までに、コンビニ弁当1個とカップラーメン1個、更におにぎり1個か2個。
これが彼の昼食だけで食べる量です。
これを朝の購入時に昼の分と夜の分を買ってくるわけです。
詳しくは観察していませんでしたが、もしかしたらこれにプラスしてお菓子も購入していたかもしれません。
朝、彼が上番してくるとレジ袋一杯の食品が入っていますが、夜までにはキレイに全部無くなってしまうのです。
これは明らかに食べる量も、使うお金も多すぎだと思います。
人によって食べる量は違いますし、自分で稼いだお金をどう使おうか自由ですが、あのような食事の摂り方を毎日していたら病気になってしまいますよね。
私もコンビニは何度も利用した事がありますが、コンビニでは色々な食品が売っており、自分の好みのモノも必ず見つかるので、ついついいつの間にか沢山買ってしまいますよね。
好きなものを好きなだけ食べるという行為は、体にとっても良くないので買い物をする時は「本当に必要な分だけ購入する」という事を心掛ける様にすると良いかもしれませんね。
同じ勤務時間でも食事メニューや掛ける金額も大きく違う
同じ職場で働いているのに、食べるものも違えば食費に掛ける金額も全く違います。
警備員は人によっては、朝食から始まり昼と夜の食事を摂り、もしかすると翌日の朝食まで必要になる職場もあるかもしれません。
一人の警備員として良く思うのですが
「職場内か近場で24時間営業している食堂があれば通うのに」
と考えます。
職場内にいつでも利用できる食堂があれば、食事がバラバラな警備員さん達でもそこを利用するようになるかもしれません。
まあ、24時間営業していても利用客がいなければ開店している意味がありませんし、せいぜい私の様な警備員しか居なければ採算が取れないので不可能ですよね。
それが無理なのであれば、職場の近くにコンビニでもあれば良いのですが、今までの勤務地でコンビニが近くにあったためしがありません。
また先ほどもお話ししたように、コンビニでは買い過ぎな警備員が新たに誕生してしまうかもしれない、という問題も出てくるのでこれが最善策とも思えません。
警備員は個人で食事のスタイルが違います。
節約する為に工夫する人や、自分の好きなものを食べ過ぎてしまう人など様々です。
警備員の仕事をするうえで、食事をどの様にしようかと悩んでいる人がいるのであれば
「自分の好きなものを用意しても大丈夫」
となると思います。
警備員さんはどんな食事を選ぶかは自由です。
自分の体やお財布と相談して、無理のない食事を摂るようにしましょう。