警備員に限らず革靴を履く仕事と云うのはたくさんありますが、その中でも警備員は長時間の勤務の為、革靴を履き続けている時間が長いのです。その為、経験があります同僚の近くにいた時に、靴を履いている状態にもかかわらず足の匂いが漂ってくるなんて事も。そうならない様に、足の匂いを少しでも減らす為に色々な工夫をしようと対策をしてきました。
24時間勤務で靴を履きっぱなしな状態が長い
警備員の仕事をし始めてから今でもずっと同じ悩みがあるとすれば、足の臭いが気になるという問題です。
警備員の仕事を始めてから、革靴を履いて仕事を続けていますが、警備員ほど靴を履き続けている時間が長いものはないと思います。
24時間勤務いわゆる当直勤務では、ただ長時間の仕事だから革靴を履き続けるという理由だけではなく「警備員という業務上」靴を脱ぐ機会が少ないのです。
全ての施設警備員の現場がみなそうとは限りませんが、多くの施設警備員の現場は休憩室でも靴が脱げる環境では無い場合があります。
勤務中はもちろんの事、待機時間中であっても靴が脱げない様な状態で24時間の仕事をするのです。
「寝る以外は靴を履きっぱなし」
こんな状態では足も臭くなりますよね。
警備員の仕事を始めるまでは、これほど長時間靴を履き続けるような経験が無かったので、仕事を始めて最初のうちは私も、自分の足が匂おうのが良く分かりました。
これではいけないと気づき、どうしたら良いのか色々考えるようになったのです。
対策として靴下を履き替えてみる
足が臭くなるの理由の一つに、靴下が匂うのだという点に的を絞りました。
靴が脱げなくて匂いを止めるには、その匂いの一つでもある靴下を変えてしまおうという事です。
当直勤務で24時間仕事をする時、靴下を数本用意し、臭いの出そうな時間で新しいものと交換する様にしました。
この靴下を新しいものと交換するという行為はですが、私がいた商業施設の隊員さんの中で、先輩警備員の中でも誰一人やっている人は居ませんでした。
足が臭くなる、という事は誰にでもある事ですが、その対策として靴下を新しいものと交換する、という対策は普通に誰でも思いつきそうなものですが、それをしている人は居なかったのです。
まあ男ばかりの職場という事や、足が臭くなるのは誰もが皆同じ、という認識もあるので「わざわざ匂いが出ないように努力する」という行動を起こす気にならないのでしょう。
私は人の足の匂いがするのは嫌ですし、自分の足の匂いで相手が嫌な思いをするのも嫌です。
その為に、何とか匂いが出ない様にしたいのですが、靴下はそれなりな効果はあったと思います。
靴下がリセットされる事で、それまで靴下へ付いていた匂いは無くなりました。
しかし、足を洗っている訳ではないので、新しい靴下へ変えても長時間履き続けていると、新しい靴下へ匂いがついてしまいます。
勤務先の職場で「足を洗う」という事が出来れば匂いは大分改善できるのですがね・・。
革靴を複数用意しローテーションして履く
足の匂いは「足→靴下→革靴」という流れで臭くなっていきます。
最後の靴にまで到達すると、いくら靴下を好感しても、いくら足を洗っても、革靴そのものに匂いが付いてしまいます。
更衣室などで、靴を脱いで上がる場所があり、着替えの時などに他の隊員さんの脱いだ靴が置いてあるのですが、人によってはその靴のそばを通っただけで強烈なニオイがする人もいました。
そういう人は、臭いに関して対策をする様な人ではありません。
もう靴の中に臭いにおいが染みついてしまっており、靴の生地と融合したせいなのか更に臭くなっていたりします。
この有様を見て、私は自分の革靴がそうならない様、替えの靴を用意しました。
自分のロッカーに革靴をもう一つ用意しておいて、1日の勤務の途中で履き替えるのです。
しかし、これは長くは続きませんでした。
皮具とを用意しても、革靴に匂いが移ったかどうか分かり難く、履き替えるメリットをあまり感じなかったからです。
それよりも同時進行で履き替えていた靴下の方が、よほど効果がありそのおかげか、革靴にまでは強烈な匂いは付きませんでした。
更に革靴の替えを用意し、ロッカーへ入れておくスペースの問題もあり、最終的には替えの革靴は持ち帰りました。
結果、足の匂いを防ぐには
「靴下を数着用意し、こまめに履き替える」
これが足の匂いを防ぐのに一番効果的だという事が分かりました。
警備員は長時間靴を履き続ける仕事です。
自分の足の匂いには気づき難くても、同僚の足の匂いは気になるものです。
匂いの事で誰かから指摘される様な事は、余り無いかもしれませんがもしかした向こうは自分の事を気にしているかもしれません。
そう思われない為にも、靴下などを用意し小まめに替える事をすれば自分にとっても良い事なのではないでしょうか。