警備員、バレる嘘をつく

<ケース:うそをつく>

W氏(50代)という隊員の場合

入って間もないころはいろんなことが分からないために、仕事上のミスがあるのは仕方が無い事だと思います。
W隊員の場合は研修も終わって3か月した頃に何度かミスをしてしまいました。
しかし、勤務に関する事もそうですが自分のした事に対して嘘をついていることが分かり、彼に対する信頼は全くなくなりました。

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警備員が嘘をつく・・・

これほど社会的に信頼が揺らぐことはないかと思います。顧客からすると財産や社内の安全を任せているのに業務に嘘があるなら安心して任すことは出来ないでしょう。
なので、警備に嘘は絶対にあってはならないと断言できます。

 

ある日に時間外で出入り口を開けなければならない事があり、これをW隊員に行かせました。当時の相勤者も多少の不安はあったものの、配属されて3か月は過ぎており、さすがに大丈夫だろうという判断の下でした。

しかし、W隊員はものの見事にそれを裏切り、開錠しなければいけない所を開けずにただ行って帰って来ただけでした。
相勤者が確認の為に聞いたらW隊員は「開けました」と答えたためそれを信用したそうです。

 

しかし、後になって他の隊員が他の用事でたまたまそこを通りがかり開いていないことに気が付きました。
すぐに連絡があり、開錠作業をしましてその場は何とかおさまりました。
その件をW隊員に問い詰めても「えっと・・」というような回答しかなく相勤者もあきれたそうです。

 

他の件でもどう考えても彼がやったであろう失敗に関した事で問いただしてもも

「自分ではありません・・」

という事が数回。

 

隊員達の彼に対する信頼はすぐになくなりました。この他にも彼には問題がたくさんあり、そちらの件の方でクライアントに近いうちに迷惑をかけてしまう、という事で支社に連絡してこの現場から外してもらいました。

 

自分のミスや非を隠すために嘘をついているように見えましたが、そこの現場で長い事勤務している者の方が状況をよく理解しているので後から入ってきた新人が、言い逃れの為に嘘をついてもすぐにバレてしまいます。

それを隠して後でバレてしまって怒られるよりも、隠さずに素直に謝ってしまった方がどれだけいいか誰でも分かる事だと思います。新人なんですから

間違ったっていいんです!

それを素直に受け止めて次に繋げられれば教えた方も教えがいがあるってものですよね。

新人の間にどうぞ、たくさん素直に間違えて自分の経験にして行きましょう。

 

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