交通誘導警備員さんは雨の日になると仕事が無くなったりし、収入に影響が出たりするそうですが、施設警備員も現場によっては給料に影響はありませんが、外の天候によっては業務に思わぬ影響が出るものもあるのです。
施設警備と交通誘導警備の大きな違い
施設警備と交通誘導警備は同じ警備業でも、違いがあります。
大きく警備業の分類が違う事はもちろんですが、基本的に外の勤務と建物内の勤務と分けられている場合が多いです。
まあ例外もあるので一概にどこも同じとは限りませんが、交通誘導警備は外の勤務、施設警備は室内の勤務と思って良いでしょう。
そんな施設警備ですが、室内の勤務という事になれば外の気候に無関係な印象があると思います。
しかし、今までの現場でも似た様な事はありましたが、施設警備とはいえ業務の中には外の気候に関係のある仕事もあるのです。
例えば外周巡回や駐車場の巡回など、外へ出ないと仕事が出来ないものも有ります。
外の勤務となると晴れの日もあれば雨の日、また季節によっては暑かったり寒かったりと様々です。
そんな外の勤務ですが、交通誘導警備員さんの場合、雨の日だと工事現場の仕事自体が無くなって、それにつれて警備員も仕事がキャンセルになってしまいます。
そうなると警備会社で他の物件を持っていないと、そのキャンセルになってしまった警備員さんはその日の仕事はありません。
そう1日分の稼ぎが無くなってしまうのです。これは労働者側としては死活問題です。
この様に外での勤務は稼ぎに影響が出る、という問題もあるのです。
雨の日でも仕事に影響が出るもの
外での勤務が大半の交通誘導警備員さんは、仕事が休みになる原因でもある雨の日、というのはかなり気になる所でしょう。
反面、施設警備員の場合は勤務の殆どが建物内なので、天候を気にする事が無いと思いがちです。
しかし、施設警備員でも天候を常に気にしている現場もあるのです。
施設警備員と云えども、雨の日になると業務に支障の出るものもあるのです。
例えば外周巡回の場合は、施設から離れて外回りをする仕事です。
建物の外周を車や自転車、又は歩きなどで見回ったりします。
建物の外周、外扉、不審物や不審者など見るべきものは現場により様々です。
また、外にある駐車場に止められているお客様の車両などに異常な無いか見回る様な仕事もあったりします。
施設警備員と言っても意外と外に関係する業務があり、天候が悪い日などはカッパを着たり、時には雨でびしょ濡れになりながら外での業務をします。
そういう意味では、施設警備員でも天候を気にする人も多いのです。
雨の日になると楽になる現場もある
そうかと思えば、雨の日になると特定の業務が無くなったりする事もあります。
施設によってはクライアントが「台風の日は〇〇の仕事は行わない事」と指示が出る事もあり、その場合は台風が直撃すると業務が一つ無くなるので、現場の警備員さんは大喜びです。
隊員さんによっては台風が近づくとご機嫌になる人もいます。
過去の経験上、よほど雨が降る程度では外での業務が無くなる事は無く、みなびしょ濡れになって仕事をするのです。
この様に、施設警備員でも外での業務はあり、そして天候次第では外での業務が無くなるなんて場合もあるのです。
全ての施設警備の現場で外の業務が特定の理由で無くなる、という訳ではありませんが、配属先によってはその様な所もあると理解しておく程度で良いと思います。
通常は雨にが降ってもよほど業務を行う事になるので、毎日建物内の仕事ばかりですが、たまには外へ出るのも良い気分転換になるというものです。