施設警備員が当直勤務で仕事をする時、昼と夜の食事を用意しなければなりません。仕出し弁当や食堂のある所は良いですが、無い場合はコンビニなどで買ってくる必要があります。その時、おにぎりかカップ麺のどちらを選択する警備員が多いでしょうか。
飽きるほどコンビニを利用する
警備員の人ならよくわかる話だと思いますが、コンビニのお弁当やおにぎりやカップ麺などに飽きてしまっていませんか。
毎日の仕事の度に、昼御飯を用意するためにコンビニを利用する人は多いと思います。
施設警備員の人の多くは、施設内に仕出し弁当を配達してくれる所もあり、若干マンネリ化はしますが、ある程度バランスのとれた食事を摂る事が出来ます。
しかしコンビニの場合は、自分で何を食べるかチョイスする事もあり、買うものが固定化される危険があります。
自分で毎回選んでいる物が、栄養バランスの良いものならともかく、大抵の人は栄養のバランスよりも、栄養価やカロリーを無視した選択なっていませんでしょうか。
そんな食事事情ですが、施設警備の現場ではおにぎりかカップ麺のどちらかと買おうとした時、現場によっては栄養のバランスを考慮する以外に買ってはいけないものがあるのをご存じでしょうか。
現場によっては避けた方が良い食品
私が今まで経験してきた現場では、基本食事の時には好きなものを食べても問題ありませんでしたが、ある現場によっては食べてはいけない、食べない方が良いものがありました。
それは
「カップ麺などの食べる時間にリミットのある物です」
大きなジャンルとしてはいわゆる「麺類」がこれにあたります。
まあ、なぜこれを選んではいけないかはだいたいの人がお分かりだと思いますが、麺類は食べ始めてから数分以内に食べきらないといけません。
それ以上放置しておくと、麵が伸びきってしまいまた麵がスープを吸ってしまいます。
普通に食事をしていれば、麺が伸びきってしまうなんて事は起こりませんよね。
たかが数分、食べ始めたらわざわざ30分や1時間食べずに放置するなんて事はしませんよね。
しかし、施設警備員の仕事はそうはいきません。
カップ麺を食べ始めてから、緊急事案が発生するると待機時間中でも呼び戻されて仕事に入る事があるのです。
「食べてから直ぐ行きます」
なんて断る事は出来ません。
もしかしたら緊急事案で人の命に関わる事もあるからです。
そして一旦、緊急事態の対応に入ると平気で30分位は休憩室へ戻る事は出来ません。
こういった忙しい現場の配属になると、いつ食事時に呼ばれるか分からないので、カップ麺などを食事として用意しない方が無難です。
過去に忙しい現場の勤務にも関わらず、休憩室に伸びきった副隊長のカップ麺を見た事が数回あります。
いや、こうなるって分かっているのだから、麺類は止めておけばよいのに。
ヤバいのはそのどちらも一緒に食べる者
しかし、緊急対応の発生が少ない現場やヒマな現場では麺類を避ける必要はありません。
勤務中の警備員も暇そうにしているほど何も発生しないので、待機時間中の警備員さんは麺類だろうが、おにぎりだろうが好きなものを食べていました。
そんな中、ふとある隊員さんの食事を見た事があるのですが、コンビニ弁当にカップ麺、その横にはおにぎりと1Ⅼのペットボトル、普通の人の2食分くらいの量を1度の食事で食べている人が居ました。
誰が何を食べようが自由ですが、あれだけの量を昼ごはんとして食べるのはさすがにヤバいと思いました。
食べ過ぎによる体の方も心配ですが、何よりいくら当直勤務で1か月の出勤日数が少ないにしても、あれだけの量を毎回昼と夜で購入していたら、いったいいくらかかるのだろうと思ったものです。
1日で3,000円以上お金を使って、1か月で4万円近くしかも一人で。
今時の一人暮らしの人が、1か月で食費をいくら使うのか知りませんが所帯持ちであの使い方をしたら暮らしていくのは難しいでしょう。
自分が欲しい物を買い好きなものを食べる。
自分の欲求を優先させるために、恋人を作らない結婚しない。
なにやら世の中に独身者の多い理由の一つを垣間見た気がしました。