警備員として働いていて不満に思う事は人それぞれだと思います。低い賃金だったり拘束時間の長い労働環境、そして同じそょくばで働く同僚との人間関係。理由は様々だと思いますが、警備員というのは不満の多い仕事なのかもしれません。
警備員として不満に感じる事柄
警備員として働いている人の中で、不満に思っている人はどのくらいいるのでしょうか。
むしろ、何の不満も思わずに毎日ハッピーで働いている人の方が少ないのではないでしょうか。
警備業に限らず、どんな仕事でも何かしらの不満を抱きながら仕事をしている人の方が多いのかもしれませんね。
そんな警備議員として働いていてどんな事に不満を抱いているのでしょうか。
・一向に上がらない少ない賃金
・長時間拘束に残業だらけ、そして寒くて暑い職場環境
・いつも険悪な雰囲気の人間関係
まあ、これらは警備業に限らずどんな仕事でも似た様な問題はあります。
それでも警備業界は他の業界よりも抜きんでて不満に思う事が多いのではないでしょうか。
それならば職場や警備会社が変われば少しはまともになるかもと、異動してもその先でも似た様な状態なんて事も。
どの現場へ行っても付きまとう
今までいくつかの現場を経験してきましたが、先ほどの様な警備員としての不満は解消される事は無いと思います。
どんな現場でも、お金や労働環境、人間関係などが全て解消されるわけではありません。
何かの不満が解消されても、別の何かの問題があり、これはどこの現場へ行っても何かしらの問題がありました。
個人的には、人間関係の問題が一番多い様な気もします。
賃金は警備会社や現場が変われば改善される事が多いです。
そして職場環境は現場によっては驚くほど恵まれた所もあります。
しかし、人間関係はと特に施設警備員の場合、大所帯である場合が多いので、中には自分に合わない人も居ます。
配属している警備員さん同士の年齢も50歳上歳の差がある場合もあり、ジェネレーションギャップで年上の人や年下の人を下に見る人間もおり、警備員同士で険悪な雰囲気になる、という場面は全ての現場でありました。
よほど手の出る様なケンカに発展する事は稀ですが、毎日顔を合わせる者同士が口も利かない状況は、お互い嫌な職場と思う事でしょう。
また、この状況の周りに居る警備員さんたちも決して良い気分にはなりません。
そうなればどちらかが別の現場か、もしくは警備会社自体辞めてしまってもおかしくなく、また実際に辞めた人も居ました。
転職続きで何も良い事は無い
警備員同士が険悪になり、それに我慢できなくなった人が警備会社自体を辞めてしまう例も実際にあります。
警備会社を辞めてしまわなくても、社内の違う現場へ異動する手段もありますが、どこかで顔を合わす事もあり得るので辞めてしまう選択肢を選ぶ人も居るようです。
確かに別の警備会社へ移籍すれば、顔を合わす事も無いでしょうが、また移籍したその先で人間関係で悩まないとも限りません。
もし、移籍先で似た様な人間関係の問題が事が起こった場合、また警備会社を移籍するのでしょうか。
少なくとも人間関係で問題が起こる度に移籍するというのを続けるのは辞めた方が良いと思います。
警備会社を移籍する時、履歴書を提出して数年ごとに警備会社を転々としていたのを見た時、面接する側は
「この人自体に問題があるのでは?」
と間違いなく思うでしょう。
まあ、そもそも同僚と人間関係がこじれる時点で、どちらかに問題がありもしかしたら両者に問題があるかもしれません。
そんな人が警備会社を移籍しても、その先で問題を起されては困るので、雇う側としてはいくら人手不足とはいえ敬遠する可能性は大です。
一人入社してもトラブルで一人辞めてしまうのであれば、初めから雇わない方が波風立たなくて良い、と思うのは当然です。
どうしても自分と合わない事でトラブルになったとしても、その現場で解決するか、もしくは警備会社を移籍せずに別の現場で働く事の方が自分の為だと思います。