警備員として働いている時、職場に嫌な先輩警備員がいるなんて事はどこの現場でも有る事だと思います。その時に、我慢して働くかもしくはさっさと辞めてしまうか、それとも上司や会社へ相談して助けてもらう。どの対応が自分に取って良い結果になるのでしょうか。
嫌な先輩警備員はどこにでもいる
施設警備員に限らず、警備員として働く時、配属先のその現場に嫌な先輩警備員というのはどこの現場にも居るのではないでしょうか。
「嫌な先輩警備員」という基準がどこにあるのかというのは難しいかもしれませんが、自分が働く上で嫌だな、という気持ちになればその先輩警備員はイヤな人に当たるとします。
私自身、過去に所属していた現場で、嫌な先輩警備員に当たる様な人は居ました。
まあその時の先輩警備員は、仕事を辞めたくなるほど嫌な人ではなかったのでまだマシでしたが、周りに居た同僚の隊員さんは、同じ日に仕事に入るのが嫌だと漏らすほど嫌っていたようです。
仕事に対して厳しかったり、間違いを指摘するのにネチネチと説教したり、業務の指導をする時に「ああ、この人面倒なタイプだ」と思わせる様な人はどこにでもいると思います。
警備員の仕事をすると、そういった人はどこの現場にも一人は居る様な気がしますね。
その時に、仕事を辞めたいと思うほど嫌な人が居た場合、本当に仕事を辞めるのが正解なのでしょうか。
辞めるのか上司に助けてもらうか
仕事を辞めたくなるほど嫌な先輩警備員がいた時、本当に仕事を辞めてしまうのが良いのでしょうか。
会社にも知られない様に「一身上の都合」で辞める事も出来ますが、確かに辞めてしまえばそれ以上、嫌な先輩警備員から逃れる事は出来ます。
しかし、それではせっかく警備員の仕事を始めたのにもったいないと言えます。
自分で選んだ仕事を、嫌な人間のせいで自分から辞めなければいけない、という気持ちがあれば、その先輩警備員よりも上の上司や会社へ相談する、という手段もあります。
ハラスメント行為は今や、世の中のあたりまえにもなっているので、会社も無碍には出来ません。そんな解決になるか分かりませんが、自分が悪くないのであれば、いくら先輩警備員とはいえ戦う、という手段もあるのです。
余りにもその先輩警備員の行動が悪いと判断されれば、その先輩警備員に厳重注意が行くか、もしくは会社側が先輩警備員を別の現場へ異動させる事もあり得るでしょう。
自分が辞めて逃げる、という手段は簡単ですが「なぜ自分が逃げなければならないんだ」という気持ちが強いのなら、上司や会社へ相談するのも一つの手です。
現場の状況に合わせて動くのが一番
しかし、上司や会社へ相談しても意味がない場合もあります。
それは、ハラスメント行為がハラスメント行為として認められない場合や、相談する上司その相手が嫌な人の場合です。
現場によっては責任者ポストの警備員や、隊長などが下の隊員さんに対して偉そうな態度や、部下をいじめている場合、会社に相談しても隊長のかたを持つ場合です。
「隊長に限ってそんな事ない」
なんて言われてはもうどうしようもありませんよね。
この場合は、1日でも早くそんな警備会社は辞めた方が良いでしょう。
警備会社はたくさんあり、中にはどうしようもない会社も普通にあります。
しっかりした警備会社でも、現場の警備員さんたちがどうしようもない人たちばかりなんて所もあり、そんな所へ入社して異動も出来ないとなれば、慣れるまで我慢せずさっさと辞めてしまって新しい会社へ行くべきですね。
警備会社でも現場によっては親切な人ばかり、と云う所もあるでしょう。
自分にとって働きやすい所はきっと見つかるはずなので、嫌な先輩警備員とケンカする位なら新しい警備会社へ行く事をおススメします。