一人現場は楽そうに見えて実は大変である

今まで一人の現場という勤務地の経験がありますが、あれは決して楽なものではありませんよ。一見、同僚に気を使う必要がないから楽・・なんて謳い文句がありますが、知識や経験豊富でない警備員にとっては。不安とパニックの日々になる事間違いなしです。

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一人現場は同僚がいないから気が楽

よく求人に

「一人現場なので気楽ですよ」

なんて書いてあるのを見かけますが、あれ警備経験のない人が行ったら間違いなく続かないでしょう。

 

そもそも一人現場はその名の通り自分以外の警備員がいません。

同僚がいないので、対人関係が苦手な人でも務まります・・

と書いてありますが、確かに同僚がいなければ余計な気を使う必要は無いでしょう。

しかしよく考えてみてください。

 

「警備員の業務で自分の知らない事があった時どうしますか」

 

警備会社に聞けばいいんでしょ、なんて悠長な事は言っていられません。

 

自動火災報知設備が鳴動していたら・・

目の前で出血した意識のない人が倒れていたら・・

 

電話で会社に確認しながら対応するのは不可能でしょう。

警備員としての知識と経験が必要

一人の現場で警備員が勤務するにはそれなりの経験が必要だと思います。

頼れる人が誰もいないので、自分の知識と経験がものを言います。

その時、あなたの警備員としての知識と経験はどれくらいあるのでしょうか。

 

まさか、求人を見て飛びついた未経験者なんて事はないですよね。

では経験者だとしても、どれくらいの人なら出来るのでしょうか。

 

私は現在施設警備業検定の1級の資格を所持していますが、一人の現場へ行け・・と言われても喜んでいこうとは思いません。

なぜなら

 

一人で全ての対応をして、何かあった時に責任を取らなければならなくなった時に困るからです。

 

一人で対応するので、何か失敗した時も一人です。

そう、自分の行動一つで全ての責任が掛かってくるのです。

 

たとえば、AEDの講習を受けた事のある人は分かると思いますが、あのすべての工程を一人でする事は出来ません。

 

救急車を呼ぶ人、AEDをどこからか持ってくる人、胸骨圧迫をする人、そして交代する人・・

 

あの状況を一人現場で遭遇したらどう対処しますか。

もし私が一人現場であの状況に遭遇したら、と思うととても勤務に就きたいとは思いません。

まあ、対人関係が若干苦手な身としては魅力的な現場ですが・・。

 

そうなると、よほどの警備員としての知識と経験、そして臨機応変な対応が出来る人でないと、就く事の出来ない勤務だと私は認識しています。

臨機応変な対応が出来る人にとっては天国

そんな一人現場ですが、警備員としての知識と経験、そして臨機応変な対応のできる人にとっては天国なのではないでしょうか。

言葉が悪いですが、ポンコツな警備員に仕事の足を引っ張られる事もなく、そしてうるさい上司もいない・・・そんな職場さぞストレスがなく気持ちよく仕事ができる事でしょう。

 

そういったかなり難易度の高い「一人現場の仕事」ですがやりたいと思いますか。

実は今現在勤務している現場がそれに近い状態です。

全く一人という訳ではないですが、勤務中目の届く範囲に仲間の警備員さんがいないのです。

一つの隊としては存在しているのですが、それぞれが別の離れた配置になっていて、与えられたポストは完全に一人です。

ある意味、先ほど話した一人現場に果てしなく近い状態なのです。

 

そんな現場に私以外の隊員さんが勤務しているのですが、他の人からもやはり「若干不安だ」という声を聴きます。

まあ、仕事なので投げ出すわけにはいきませんが、何かあったら一人で対応しなければなりません。

今の隊のメンバーは精鋭ぞろいなので、何かあっても余程一人で対応できると思いますが、いままで仲間で協力しながら業務をこなしてきたので多少戸惑っている状態です。

時間が経てば気にならなくなるでしょうが、今しばらく皆にはこの環境に辛抱してもらう必要があります。

 

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